昨シーズン5位 楽天ゴールデンイーグルス

序盤は首位に立った時期もあったが、外国人選手の退団、主力選手の怪我が相次いだ昨シーズンでしたが、最終的には5位と、2年連続の最下位は免れ復調の兆しが見える楽天ゴールデンイーグルス。
若手の成長、ライオンズからエース候補の岸孝之選手の加入で、今シーズン、期待できるチームの1つです。
ここで注目選手を紹介していきたいと思います。

投手の注目選手

まずは昨シーズンオフにライオンズからFAで加入した岸孝之選手。
プロ10年間で103勝63敗とエース級の投手。MAX152キロの直球に加え、大きく曲がるカーブで緩急を生かし、打者を翻弄する幅のある投球が持ち主の投手。プロ入り10年間で7回の二桁勝利を収めている投手の加入は、楽天ゴールデンイーグルスにとってかなり大きな補強になりました。
古巣のライオンズもパリーグのため、他球団の選手の特徴などは知っているはずですので、勝ち星が計算できる投手。楽天ゴールデンイーグルスでも活躍してくれること間違いなしの投手です。

もう1人は安楽智大選手。
2014年のドラフトで1位入団した次期エース候補。
MAX152キロの直球にキレのあるスライダー、フォーク、カーブで打者を抑えるピッチングスタイル。スタミナも非常にあるので先発完投型の投手というイメージ。昨シーズンは3勝5敗と負け越してはいますが、防御率は3,42と安定。コントロール、投球術を学べば確実にエースになれる器がある投手です。まだ20歳の若手投手。今後の成長に期待です。

野手の注目選手

まず1人目は、茂木栄五郎選手。
2015年ドラフト3位で入団した茂木選手。
ルーキーイヤーとなった昨シーズンは、開幕からショートのレギュラーを獲得し、ルーキーながら117試合に出場し、打率.278、ホームラン7本、11盗塁と新人王級の活躍を見せてくれました。171センチという小柄な体格ながら、パンチ力のある打撃に定評があり、早稲田大学時代は首位打者、ベストナイン等数々のタイトルを獲得。第64回全日本大学野球選手権大会では、打率,615、ホームラン2本、8打点という大活躍で優勝に貢献し、首位打者と大会MVPも獲得。ミート力、パワー、走力も兼ね備えているので、トリプルスリーも十分狙える選手です。

もう1人の注目選手は、細川亨選手。
細川選手は昨シーズンオフにソフトバンクから移籍してきた選手で、プロ入り16年目の日本一経験もあるベテラン捕手。
打者の苦手なコースを狙うリードに定評があり、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を2回ずつ受賞した経緯を持つ。
パリーグの打者を知り尽くした細川選手の加入は、楽天投手陣にとって大きな補強となりました。細川選手のリードで投手が成長していけば上位進出も十分あり得るのではないでしょうか。

2013年以来の優勝に向けて

エース級投手の岸選手、球界を代表する捕手の細川選手の加入により、補強に成功した楽天ゴールデンイーグルス。
茂木選手、オコエ選手などの若手の成長と、松井稼頭央選手、藤田選手など経験豊富なベテラン選手のバランスも非常に良いチームなので、今シーズンは期待しても良いのではないでしょうか。
2年目の梨田監督の手腕に期待です。
シーズン開幕が楽しみですね。

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