3月になると各鉄道会社が利便性や利用頻度を考慮し、ダイヤ改正をします。JRでは今回のダイヤ改正で4箇所に新しい駅ができ、10箇所の駅が廃線になるようです。廃線になる駅はいずれも北海道内の駅で、その中のひとつに蕨岱駅という駅があります。この駅は今回のダイヤ改正で廃線になるまで、あることで日本一の称号を得ていました。そのあることとは、JRの駅で50音の中で日本一遅い駅です。蕨岱駅の廃線が決まったことで、その次に遅いのは埼玉県にある蕨駅になります。ダイヤ改正後は蕨駅が50音でJR内の日本一遅い駅になります。1日の平均利用人数は10万人を越えますから、この称号はしばらく守れそうですね。今回はそんな蕨市についていくつかまとめていきます。

蕨市は今回得られる日本一の称号の他に、すでに持っているものがあります。それは日本一狭い市町村ということです。実際に蕨市近郊に住んでいたことがありますが本当に狭いです。

車でも電車を使っても、隣の川口市や戸田市を越えればすぐに都内に入れます。この利便性と面積が狭いということもあり、人口密度が高いです。狭い面積の中に住宅地や飲食店、ボーリング場やカラオケ、スポーツジムやパチンコ屋まであらゆる施設があります。私自身も蕨市は住みやすい印象を持っています。

私と同世代の埼玉で高校球児だった人なら知ってる人も多いかと思います。浦和学院高校からプロ野球に進んだ、坂元弥太郎。当時の奪三振記録は今も鮮明に覚えています。そして今、ドラマ出演や歌手として大活躍、恋ダンスでブームに火がついた星野源も蕨市出身のようです。星野源は私も意外でした。私自身も埼玉県民なので、今後蕨市が注目されることを期待しています。