京都記念

京都競馬場で行われる第110回京都記念(GII、4歳以上、芝2200メートル)。
いよいよ春の重賞スタートと思ってしまうのは私だけでしょうか!?
この京都記念を足掛かりに春のGI 3レースへと突入する重賞馬が多いだけに、この京都記念は今年を占うとても重要なレースで競馬ファンも集中します。
昨年の覇者・サトノクラウンとM・デムーロ騎手コンビは今年も健在。
M・デムーロ騎手は、先日、東京競馬場で行われた王者不在とだれているマイル戦・東京新聞杯(GIII 4歳以上 芝1600メートル)でもブラックスピネルを見事1着に導く手綱捌きを見せ、今年初の重賞レース初勝利を飾っています。今回の京都記念でも勢いそのままに騎乗するであろうサトノクラウンを2連覇へと導けるか見ものです。

連覇なるか!? サトノクラウン

昨年の京都記念は荒れに荒れたレースとなり、予想を大きく覆す結果となりました。
1着には6番人気のサトノクラウンが、3馬身もの大差で圧勝。
2着には、昨年の同レース唯一の牝馬、3番人気のタッチングスピーチが、3着には昨年の有馬記念では11着と終わった4番人気のアドマイヤデウスが、3着から5着のヤマカツエースまでハナ差の団子状態でフィニッシュといった展開でした。結果、3連単では182番人気で配当金は45,480円と、若干荒れた内容に終わりました。
さて、昨年の覇者・サトノクラウンのその後ですが、京都記念後は、春のGIの1つ、宝塚記念に出走も、4コーナー曲がった時点で9番手と好ポジションにいましたが、最後の直線で伸び切れず6着フィニッシュ。続く、秋の天皇賞では1着でゴールのモーリスに、1.5秒もの大差、14着でフィニッシュと、なかなか伸び切れないままで終わっていましたが、昨年末は有馬記念を回避し、海外GIの香港ヴァーズに出走し、サトノクラウンらしい走りで1着でゴール。なんとか汚名返上したレースでした。
今年はこのレースから始動という事で標準を合わせてきているだけに、今年のサトノクラウンにも期待大です。

最強の刺客! マカヒキ ・ ミッキーロケット

そんな中、今年は4歳馬勢が何やら騒がしい。このレースにも新たな刺客登場といったところです。その名も「マカヒキ」。ここまでサトノダイヤモンドに負けていない、唯一の重賞4歳馬です。タイプ的にはサトノダイヤモンドと同じで中盤手に身を潜めて、一気にスパートかける馬です。
その刺客は一頭だけではありません。同じく4歳馬からは「ミッキーロケット」。
ミッキーロケットもまた、マカヒキと同じレース展開を好む馬。
サトノクラウンにとっては好都合なのは、二頭とも少し前を走ってくれる展開となるので、しっかり背後からマークしやすい点。しかし、瞬発力勝負やスピード勝負となると少し分が悪い気もする・・・。
最後の直線で、ヨーイどん!ではなく、ジワジワと順位をあげて、4歳馬2頭を混乱させる手もありでしょう。
どちらにしても、3頭とも優秀な騎手が乗りますので、混戦は必至となるでしょう。
以下が京都記念2017出走予想馬です。

アクションスター
アングライフェン
ウインインスパイア
ガリバルディ
サトノクラウン
ショウナンバッハ
スマートレイアー
トウシンモンステラ
マカヒキ
ミッキーロケット
ヤマカツライデン

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Hiroyuki.K

神宮球場のライトスタンドと西武ドームの3塁側に出没する率が高めの、ホルモン(特にマルチョウ)大好き40歳です。週末は娘と散歩をするのが私にとってのストレス発散方法です。

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