突然ですが、焼肉は好きですか？
私は大好物で、出張中も1人で焼肉にいくほど中毒に近いです。
学生時代はカルビ1枚でご飯3杯は食べていた頃が懐かしく思える今日この頃です。
今はカルビよりもホルモン系が好きになり、ご飯メインではなく、お酒メインの食べ方に変わってきています。
そんなお酒メインの焼肉で、特にオススメのホルモンを３つご紹介します。

小腸ですね。
カロリーは100gで約280kcal。
カルビが100gで約380kcalですから、それに比べたらカロリー低いですね。
主に焼肉、もつ煮、もつ鍋で利用される部位。
脂質が多いため腹持ちも良く、食事よりもお酒をたくさん飲みたいお酒大好きな飲んべえさんにはもってこいの食材の１つ。とてもジューシーで脂味の美味しい部位です。焼き方は、何回も面裏を返さずに、しばらくじっと待ちます。すると、円筒状となっている外の皮に当たる部分が縮み、中の脂身がジュワーっと出てきたら裏面を軽く焼きあげたら食べごろです。ご飯も進みますよ。
栄養価はビタミンB12とナイアシンを多く含んでいる食材です。
ビタミンB12は、水に溶ける水溶性ビタミンのひとつであり過剰摂取しても過剰症の心配がいらないビタミンです。ビタミンB12は、悪性の貧血に有効なビタミンとして知られており、葉酸と協力して赤血球中のヘモグロビン生成を助けています。また、脳からの指令を伝える神経を正常に保つ役割もあります。不足すると、赤血球が減ったり、異常に巨大な赤血球ができてしまったりする、巨赤芽球性貧血（きょせきがきゅうせいひんけつ）という悪性貧血がみられます。
美味しく栄養価も高いマルチョウをご賞味あれ。

胃の一部ですね。
カロリーは100gで約180g。
主に焼肉で利用される部位。
こちらもお酒をたくさん飲みたいお酒大好きさんお酒大好き飲んべえさん好みの
栄養価はビタミンB12と亜鉛を多く含んでいる食材です。
焼き方はマルチョウ同様に面裏を何回も返さずに、片面をジックリ焼きます。まっすぐの状態から反って来れば裏面も軽く焼きあげたら食べごろです。食感はザクって感じで、カルビやロースとは全く違った食感です。いつ飲み込んだら良いかわからないという人もいる感じで、噛み切りにくい部位でもある特徴があります。
特に亜鉛を多く含む部位で、人体に欠かせない16種ある必須ミネラルのうちの1つです。
免疫機能を高めたり、味覚を正常化したり、精子を作ったり、育毛効果や糖尿病改善効果などあり、その効能は多岐に渡ります。
しかし、過剰摂取をしてしまうと、嘔吐、下痢、頭痛、発熱、神経障害、肝臓障害、貧血などの副作用もみられます。成人男性であれば40〜45mgが上限量となります。
美味しく栄養価も高いミノをご賞味あれ。

牛の肝臓ですね。
カロリーは100gで約130g。
ビタミンや鉄分を多く含みます。実際に肉食動物が最初に食べるのですから、その栄養はダントツです。どちらかといえば焼くよりも刺身で食べるほうが多い部位ですね。
レバ刺しとビールなんて想像しただけでたまらないですね。
レバ刺しで食べるとそこまで匂いなども気にならないものの、焼くと鳥レバーよりも匂いはキツくなるので、苦手な人は刺しで食べると良いと思います。
銅が多く含まれている食品で、貧血予防に役立つとして広く知られています。
また、ビタミンAはレバー系の食肉の中では多くない方ですが、それでもビタミンAは豊富で、皮膚や粘膜の正常保持・視覚の正常化・成長および分化に関与しているため、不足すると皮膚や粘膜の乾燥・夜盲症・成長障害・胎児の奇形などを引き起こす恐れがあります。ただし、ビタミンAは脂溶性であることから過剰摂取にも注意が必要です。