世界中で大流行のダイエット食材「チアシード」とは?

チアシードとはシソ科ミント系サルビア層の植物です。
古代より中南米で食べられている伝統食で、現在でも主にメキシコなどで栽培されています。
マヤ、アステカの先住民たちはこの食材をトウモロコシと豆の次に重要な食材と位置付けていたと言われています。

チアとはアステカ時代のナワ語で「油」という意味で、食材としてだけでなく油として用いられることもあります。
食べ方はシリアルにかけたり、サラダに入れたり、パンやマフィンの中に入れて焼いたりといろいろな方法がありますが、もっとも一般的なのは水に混ぜてジュースとして飲む方法で、コンビニやスーパーなどでもチアシードのジュースが販売されています。

チアシードの栄養素とは?

チアシード大さじ一杯には、レタス300グラム分の食物繊維、牛乳100cc分のカルシウム、アーモンドと同等の亜鉛が含まれています。

そしてチアシードはオメガ3脂肪酸の含有量が多いことでも有名です。
オメガ3脂肪酸とは魚油に含まれているDHAやEPA、エゴマや亜麻種子などの植物油に含まれているαーリルン酸などの脂肪酸の総称で、血流改善やコレステロール値の低下、アレルギー抑制などの効果があるとされています。
チアシード100グラムを摂取すれば、この人間の体内では合成されない必須脂肪酸の1日推奨摂取量をクリアすることができます。

またタンパク質やミネラル、ビタミンBなども豊富に含んでいるほか、その食物繊維の含有量の多さから便秘改善等のデトックス効果が非常に高いことも特徴です。

危険性や副作用はないの?

腸内をきれいにするデトックス効果があるなどのメリットも多い一方、そのデメリットも指摘されています。

食べ方や服用量を誤ると、危険な場合もあります。
アメリカではある男性がチアシードを食べて窒息してしまい、病院に運ばれたという事件がありました。
ゲル状になって肥大化したチアシードが食道に詰まってしまったのです。
そのため、食べる際にはあらかじめ水に浸してふくらませるか、よく咀嚼するようにしましょう。
粒の状態でそのまま飲み込むのは危険です。

また、半分が食物繊維でできているために便秘改善の効果が非常に高いですが、食べ過ぎると便秘を改善しすぎてしまい、下痢になってしまう恐れがあります。
チアシードは非常に低カロリーなため、そればかりを食べていると便となるものが腸内になくなってしまうので、逆に便秘になったり、下痢になってしまったりするのです。

いくら栄養素の多い食材だからと言ってこれだけで必要な栄養素のすべてをまかなえるわけではありません。
あくまで補助食として、きちんとした食生活を心がけるようにしましょう。

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