自分の誕生石を知っている人は多いと思います。
特に男性より女性の方が詳しいでしょう。
しかし、誕生日花を知っている人は少ないのではないでしょうか。
誕生『日』花と、名前が付くぐらいなので、1日1日に誕生日花があります。
ここでは7月5日の誕生日花を少し紹介します。

※誕生日花は複数ある場合もあり紹介出来ていない誕生日花もあります

ラベンダー

伝統的にハーブとして古代エジプト、ギリシャ、ローマ、アラビア、ヨーロッパなどで薬や調理に利用され、芳香植物としてその香りが活用されてきた。
ラベンダーの栽培は1930年代に本格的に行われるようになるが、それ以前は野生種の刈り取りがほとんどだった。

日本におけるラベンダーの初期の記述としては、江戸文政期の西洋薬物書に「ラーヘンデル」「ラーヘンデル油」の名で詳細な説明がある。
幕末期には一部ではあるが、精油が輸入され、栽培も行われていたと考えられている。
昭和期には香料原料として、北海道富良野地方などで栽培されて精油が生産され、1970年にピークを迎えたが、合成香料の台頭で衰退した。
現在では富良野などでラベンダー畑が観光資源となっている。

現代でもコモン・ラベンダーやスパイク・ラベンダーにラバンジンなどが精油を採るために栽培され、精油は香料として用いられたり、アロマセラピー(芳香療法)としてリラクゼーション等に利用されている
ちなみに、ラベンダー色は薄紫色を意味する。

ラベンダーの花言葉

ラベンダーの全般的な花言葉は「沈黙」「期待」「疑惑」などがあります。
なんかなんとも言えない花言葉ですね。

沈黙は精神安定効果が由来すると言われています。高ぶった感情が落ち着いた、リラックスした様子を表しています。

疑惑は、ラベンダーの特徴ある強い香りが、「何故これほどまで強く香り放つのか?」という疑問から、このはな言葉がついたと言われています。

ラベンダーの花言葉は言葉だけを見ると怖いイメージのものがありますが、由来を聞くと、納得する内容となっています。
ラベンダーは結婚式でも利用される植物です。
ブーケやドレスの飾り、ハーブ料理の香料としてリラクゼーションの効果もあるハーブとしても人気のラベンダーですから、意味を理解したうえでプレゼントするとよいでしょう。