気多の鵜祭り

羽咋市の気多大社(けたたいしゃ)の神事で、神前に放った鵜の動きから翌年の吉凶を占う奇祭です。鵜は、七尾市鵜浦(うのうら)町で一子相伝の技を受け継ぐ小西家が海岸で生け捕りにし、その年の当番である3人の鵜捕部(うとりべ)が気多大社までの約40キロを3日かけて徒歩で運びます。かごに入れられた鵜は「鵜様」と呼ばれ、道中、鵜捕部は「ウトリベー、ウトリベー」と連呼して通過を住民に知らせます。祭儀は12月16日午前3時から拝殿で行われ、神前に設けた木製の台に一対のろうそくだけがともる中、神職と鵜捕部が問答を交わした後、鵜が放たれます。鵜が台によどみなく上れば吉、なかなか進まないときは凶とされます。鵜は祭儀が終わると、神社近くの一ノ宮海岸で放されます。国指定重要無形民俗文化財に指定されています。

鵜とは

鵜飼いとは、日本や中国で行われいる漁法のひとつです。鵜飼いで登場する鵜(う)とは、世界でもっとも短い名前の鳥のことです。日本では、岐阜県、愛知県、京都府、愛媛県、大分県、福岡県などで行われている、伝統的な漁法です。ヨーロッパでは、16~17世紀の間、スポーツとして行われていました。

鵜飼いは、とても歴史が古く、「日本書紀」や「古事記」にも鵜のことを歌った歌謡が載っています。そして、歴史的偉人の織田信長、徳川家康、明治天皇も鵜飼いを見物しています。

気多大社

能登半島の付け根、羽咋市北方に日本海に面して鎮座する。祭神の大己貴命は出雲から舟で能登に入り、国土を開拓したのち守護神としてこの地に鎮まったとされる。古くから北陸の大社として知られ、中世・近世には歴代の領主からも手厚い保護を受けた。
現在は本殿など5棟の社殿が国の重要文化財に指定されているほか、国の天然記念物の社叢「入らずの森」で知られる。

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takuji

こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

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