伊万里トンテントン祭り

伊萬里神社の御神幸祭で、市内の数ヶ所で統制のとれた勇壮な合戦を繰り広げます。
ねじり鉢巻姿の血気盛んな伊万里っ子たちによって担ぎ出される「荒神輿」と「団車」が、「トン・テン・トン」と打ち鳴らす太鼓を合図に、双方激突し組み合う壮烈な喧嘩祭りは、全国でも類を見ないものです。
平成18年(2006年)に、事故が起きた為、トンテントン祭りの従来の合戦が行われず、平成24年、安幕で模擬合戦として、仕掛け太鼓の3連打「トンテントン」を合図に、団車(だんじり)と荒御輿(あらみこし)を組み合わせ、競り太鼓で、双方の担ぎ手が一斉に押し上げ、歓声が上がり倒し合うことなく、引き太鼓の合図で納められました。
平成25年、安全が確保された奉納合戦として、あらかじめ倒れる方向を決めて、検証を重ね、統制の取れた安全な倒す合戦が行われました。
今年も秋の祭りには、安全で勇壮な合戦ができるように早くから検証が行われています。

志佐くんち

本祭り当日、まだ夜も明けぬ早朝5時前に、総代会長さんがご自身手ずから御神幸式用の「お汐井」を汲みに行かれます。
御神幸式では、お汐井によってお神輿に遷された神さまが渡御する道中をお清めする重要な役割を果たします。
黄泉津国(伊耶那美尊(いざなみのみこと)が罷った(亡くなられた)後に行かれた死後の世界)から現世に戻った伊耶那岐尊(いざなぎのみこと)が、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原の清浄な海の水で、禊(みそぎ)をし、黄泉津国で汚れた身を清めた故事に由来するものと思われますが、あまり定かな由来は 判っていません。

例大祭「おくんち祭」は、まず神社裏手に鎮座されている岩屋様へ、蘇鉄の団子を献上する祭典から始まります。
これは、淀姫命がこの地に流れ着かれたときに、御厨の住民が蘇鉄の団子を献上したことにちなんでの祭典で、いまも御厨の木場地区に住んでおられる子孫の方が蘇鉄の団子をご神前に献上され、このお祭りを執り行います。

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takuji

こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

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