2002年NBAオールスター以来の偉業が今年のオールスターで実現!
ありそうでない偉業が今回のオールスターで達成されました。
地味ではありますが、調べるとみるとなかなかレアな偉業でした。
日本時間2月18日に開催されるオールスターに出場するメンバーが決まりました。
スターター・リザーブの発表後、コミッショナーからの特別枠で、今シーズンで引退する、マイアミ・ヒートのドウェイン・ウェイド。
今シーズンで引退かと言われている、ダラス・マーベリックスのダーク・ノビツキー。
この2名のスーパースターに加えて、怪我でオールスター欠場のビクター・オラディポの代替選手で、ブルックリン・ネッツのディアンジェロ・ラッセルが選ばれました。
これで出場するメンバー全26名が選ばれましたが、今回地味ながらも、2002年のオールスター以来の偉業が達成されました。
同期のドラフト1・2位が、同じ年のオールスターに出場!!!
この偉業を知ったのは、インスタでNBAの情報をざっと見ている時に見つけたのですが、今回ネッツのディアンジェロ・ラッセルが代替としてオールスター出場になった事で、2002年のオールスター以来の同期のドラフト1・2位選手が、オールスターに同時に出場するという偉業が達成されました。
2002年のオールスターには、2000年ドラフト1位のエルトン・ブランドンと2位のスティーブ・フランシスが出場しています。
今回代替で選ばれた、ディアンジェロ・ラッセルは2015年のドラフト2位。
この年のドラフト1位が、ミネソタ・ティンバーウルブスの、カール・アンソニー・タウンズ。
今回カール・アンソニー・タウンズも、リザーブでオールスターに選ばれており、これにより2002年のオールスター以来の偉業が達成されました。
本当かどうかドラフトを振り返ってみた
この偉業を見た時に、ホンマかよ〜ドラフト1・2位でしょ?
実は出ててんじゃないの?と思い、気になったので、前回同時に出場となった2000年ドラフト以降から調べてみました。
2001年〜2009年ドラフト
まず09年までの発表です。
今回の偉業通り1・2位の選手。
そして選手名の横の【】内に○と×でオールスター出場経験を表してみました。
2001年ドラフト
①クワミ・ブラウン【×】
②タイソン・チャンドラー【×】
2002年ドラフト
①ヤオ・ミン【○】
②ジェイ・ウィリアムス【×】
2003年ドラフト
①レブロン・ジェームス【○】
②ダーコ・ミリチッチ【×】
2004年ドラフト
①ドワイド・ハワード【○】
②エメカ・オカファー【×】
2005年ドラフト
①アンドリュー・ボーガット【×】
②マーヴィン・ウィリアムス【×】
2006年ドラフト
①アンドレア・バルニャーニ【×】
②ラマーカス・オルドリッジ【○】
2007年ドラフト
①グレッグ・オデン【×】
②ケビン・デュラント【○】
2008年ドラフト
①デリック・ローズ【○】
②マイケル・ビーズリー【×】
2009年ドラフト
①ブレイク・グリフィン【○】
②ハシーム・ザビート【×】
2010年〜2014年ドラフト
2010年から今回同時出場となった2015年ドラフトの前年の2014年までです。
2010年ドラフト
①ジョン・ウォール【○】
②エバン・ターナー【×】
2011年ドラフト
①カイリー・アービング【○】
②デリック・ウィリアムス【×】
2012年ドラフト
①アンソニー・デイビス【○】
②マイケル・キッド=ギルクリスト【×】
2013年ドラフト
①アンソニー・ベネット【×】
②ビクター・オラディポ【○】
2014年ドラフト
①アンドリュー・ウィギンス【×】
②ジャバリ・パーカー【×】
偉業は本当だった
いかがでしたでしょうか。
懐かしい名前や、そのチームのファンからすると見たくない名前の選手もあったのではないでしょうか。
調べた結果、今回の偉業は本当に2002年オールスター以来の偉業でした。
最初はオールスター出場した年も調べようとしました。
2人ともオールスター経験あるけど、同じ年での出場がないケースがあると思ったからです。
それが調べていくうちに恐ろしい事に、2001〜2014年のドラフト1位・2位で指名された選手が2人ともオールスター経験ある年がありませんでした。
2010年以降のドラフトの選手は、まだまだこの先どうなるかはわかりませんが、なかなかの衝撃でした。
オールスターは狭き門ですので、出場経験ないからと言ってダメな選手とも言えません。
実力的に選ばれてもおかしくない年があった選手もいるかもしれません。
また、オールスター級ではなくても、チームで欠かせない選手・優勝する為のラストピース的な働きをする選手もいます。
怪我で本来の力が出せなかった選手もいます。
逆に、怪我もなく単なる実力不足で、クソみたいな成績で、数年でNBAから去ったドラフト1位・2位選手もいましたが・・・
なかなか面白い結果がでましたが、ドラフト1位はやっぱそこそこ成功率高いと思う反面、2位の選手の成功率が思った以上に低かったです。
今回オールスターに選ばれた選手が、ドラフト何位だったのか調べてみるのも面白いかもしれませんね。
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球技は特に大好きで、バスケをよく観戦しています。
今までスポーツは観る専門でしたが、これからは色んなスポーツをやっていきたいと思っています。
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