先週の日曜日の4月29日に京都競馬場にて開催された春の長距離王決定戦の天皇賞春は、2番人気で岩田康誠騎手騎乗のレインボーラインが中団やや後ろからの追走kら、直線では馬郡を見事に振り捌いて突き抜けて悲願のG1レース初制覇となりました。鞍上の岩田康誠騎手はアドマイヤジュピタ以来となる2勝目で浅見秀一調教師もメジロブライト以来となる2勝目をあげました。2着には昨年のジャパンカップの王でもある1番人気で膨満騎手騎乗のシュヴァルグランが、3着には半馬身差で三浦皇成騎手騎乗のクリンチャーが入ったレースでした。

レース内容

スタートは全頭すべてが揃った感じで、ここは流石にG1戦だなと感じました。その中からリクエスト通りにヤマカツライデンが先頭に立ったとおもいきや、押して押してトミケンスラーヴァがハナを主張し先頭にたつといった個人的には完全に予想外の流れとなってしまいました。3番手には初のG1初制覇を狙う藤岡佑介機sh騎乗のガンコとシュヴァルグラン。その後ろにはカレンミロティックとインにはソールインパクト。そろそろ復活していきたいミッキーロケットが6番手あたりからの追走で、その後ろに京都記念馬のクリンチャー。中団中ほどにチェスナットコート、ここからやや離れてトーセンバジル、ピンポン、さらに2馬身ほどのところにアルバートとサトノクロニクル、その後ろにレインボーライン。後方集団にはトウシンモンステラ、最後方には唯一の牝馬スマートレイアーといった隊列でした。なんだかんだでヤマカツライデンガハンを譲らずに前半1000mが通過で60秒1とほぼ平均でながれた感じでした。そのまま内ラチを4頭縦に続いた方阿知で、その後ろには1番人気のシュヴァルグラン。3コーナー付近から後方集団があわただしくなり、サトノクロニクルやトーセンバジル、チェスナットコートが押し上げて、一気に先団へ。そのままペースが上がってきたところで採取コーナーをまがり、直線へはいるとガンコとシュヴァルグランが叩きあいになり、その後ろにはクリンチャーが顔を出し始め、レインボーラインが物凄い勢いで後方から差を詰めてきていました。残り200mでガンコは力尽き後退し、ここでようやっとシュヴァルグランが先頭へ。しかし外からクリンチャーが追い上げてきて、内からはレインボーライン。さらに中からはミッキーロケットも突き上げてきたものの、ミッキーロケットは届かずにここで終了の4着フィニッシュ。粘るシュヴァルグランでしたがレインボーラインがそれを上回り優勝。

レインボーライン

勝ったレインボーラインですが、やはり出し切った流れになるほうが力が発揮できるのはあてちるようで、ある意味で3コーナーあたりからロンスパ傾向にある天皇賞春はもってこいのレース展開だっとのかなといえる感じですね。しかし、レインボーラインはゴールして喜ぶ場もなく、鞍上の岩田康誠騎手はすぐさまに下馬。右脚に違和感があったとのこと。とても心配ではありmすが、なにより、ここ最近は4歳馬世代しか目立っていなかったところで最強世代と言われた現5歳馬が勝ったことがなんとも喜ばしい感じです。また、惜しくも4着dしたがミッキーロケットも善戦したのもうれしい結果でした。

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