4月28日に東京競馬場にて開催された日本ダービーの前哨戦でもある第25回青葉賞は、6番人気で蛯名正義騎手騎乗のゴーフォザサミットが先行集団から抜け出して重賞レース初制覇を達成しました。鞍上の蛯名正義騎手はハイアーゲーム、フェノーメノ、ヒラボクディープに続く、本レース4勝目となりました。また、本馬を管理する藤沢和雄調教師はシンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、ペルーサに次ぐこちらも4勝目をあげました。2着には大接戦となったかたちでしたが、7番人気で石橋騎手騎乗のエタリオウが入り、3着には1番人気で福永祐一騎手騎乗のスーパーフェザーがハナ差で敗れてしまったものの、この三頭が日本ダービーへの優先出走権を取得した結果となりました。

レース内容

スタートは全頭ほぼ揃った感じでした。その軟化からディープインラヴが先頭に抜け出し、それを追ってトラストケンシン、そして珍しく後発をきったカフジバンガード、ダブルフラット、ゴーフォザサミットが先団を形成し、中団にはエタリオウ、スーパーフェザー、オブセッションなど、後方集団にはダノンマジェスティ、サトノソルタス、スズカエイオーなどといった隊列でした。前半の1000m通過は60秒8とほぼ平均ペースで落ち着いた感じでした。馬郡もグッと縮まった感じで、先頭から最後方までは10馬身ほどといった流れでした。向こう正面でサトノソルタスがグングンと押し上げ先頭集団に倣い日かけていったところでとまり、徐々に先団も後方に詰め寄られまとまった形で直線へ。6頭が先頭争いを演じるといった混戦になり、トラストケンシンが半馬身ほど抜け出すと、」外からゴーフォザサミットが伸びて残り200m。それを追って中からエタリオウ、外からスーパーフェザーが追ってきますが、ゴーフォザサミットが2馬身先着で優勝。僅かに先着したエタリオウが2着でスーパーフェザーが3着といった結果でした。

ゴーフォザサミット

優勝したゴーフォザサミットが¥は未勝利戦、500万下などの準オープンで連勝後に前走の共同通信杯では4着と沈んでからの急浮上。上り最速の34.1で平均ペースのなかからも突き抜けられたので本線と同コースを使用する日本ダービーでも優勝候補の一角としてとらえるべきなかのかもしれません。父はディープインパクトを敗ったハーツクライ。ここにきてシュヴァルグランといった同じ産駒の活躍が目立ってきていることと2400mという適正距離というところを踏まえて、次走の日本ダービーも期待しておきましょう。

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