日本球界の宝、メジャー移籍決定!!

2017年12月8日、日本ハムファイターズの大谷翔平選手がメジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスに移籍が決まりました。
大谷翔平選手といえば、やはり「二刀流」
まだ23歳の若手選手ではありますが、投手をやらせてみては日本球界最速投球記録の165キロをマークすれば、打者としても20本以上のホームランを放つまさに怪物。日本球界の宝として君臨してい選手ですね。
ここでは大谷翔平選手のこれまでの軌跡を紹介していきたいと思います。

高校時代からプロレベルの実力

岩手県水沢市出身の大谷翔平選手は、小学校3年生から野球を始め、全国大会に出場するほどの実力がありました。現埼玉西武ライオンズに所属する菊池雄星選手に憧れて、花巻東高校に進学。当時からプロ顔負けの豪速球を投げていたましたが、まだ骨が成長段階で負担をかけないよう、入学投手は外野手として1年生の春から4番を任されていました。そして1年生の秋から投手に専念し始めると、2年生の春には球速151キロをマークし、一気に注目されるようになりました。そして3年生の夏の岩手県大会の準決勝で、アマチュア史上初となる球速160キロを記録。この記録は未だ破られておらず、社会人野球を含めた中で、当時高校球児であった大谷翔平選手が記録を打ち立てました。
そして、運命のドラフト。当初、大谷選手はメジャー移籍を表明していましたが、日本ハムファイターズは2012年のドラフトで1位指名しました。その後、日本ハムファイターズの熱意に押され、大谷選手は日本ハムファイターズに入団が決まりました。
ここから大谷翔平伝説がスタートします。

プロでも存在感を発揮し、球界の宝に!!

入団1年目から開幕一軍を奪取し、開幕戦では8番ライトで野手として先発出場を果たしました。投手としては、5月23日のヤクルトスワローズ戦でプロ入り後初先発を記録し、6月1日の中日ドラゴンズ戦では、プロ入り後初勝利を挙げました。
2年目の2014年のシーズンでは、二刀流として、プロ野球史上初となる「2桁勝利(11勝)、2桁ホームラン(10本)」を記録すると、2015年のシーズンでは、投手に専念し、投手のタイトルである最優秀防御率、最多勝、最高勝率の三冠に輝き、投手のベストナインにも選出されました。
そして、2016年のシーズンでは、これまたプロ野球史上初となる「2桁勝利、100安打、20ホームラン」という離れ業を成し遂げ、チームの日本一にも貢献。プロ野球史上初となる投手、指名打者に2部門でベストナインに選出され、シーズンMVPにも輝きました。まさに球界の宝にまで成長しましたね。これほどまでの選手が他にいたでしょうか。投手をやらせれば個人タイトルを次々と獲得し、野手としても20本以上のホームランを放つ。まだ23歳の若手選手ですが、現在のプロ野球の選手の中でもトップのレベルを投手、野手ともに兼ね備えているまさに怪物。私が今まで見てきた選手の中でも1位2位を争うトップクラスに素晴らしい選手です。
これまでの獲得タイトルは、
MVP1回、最多勝1回、最優秀防御率1回、最高勝率1回、ベストナイン3回。その他にも細かい表彰をされています。
この「二刀流」を引っさげて2018年のシーズンからメジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスでメジャーリーグに挑戦します。
メジャーでも二刀流を貫くような報道が出ていますが、大谷選手なら十分やっていける実力はあると思います。移動が多いメジャーリーグなので、両方やるのはかなりの負担ですが、体調をしっかり調整して、挑んでいただきたいですね。来シーズンの活躍が本当に楽しみです。

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