8月6日 小倉記念は、思いっきり予想を外した展開となったといった感じでした。飛びっきりの逃げ馬が不在ということで、ペースはややゆったりとした流れで3コーナー辺りからのロングスパート勝負になるかなと思っていたのですが、予想とは反し、ハイペースでレースが展開された感じでした。この時点で今回は完全に私に思い描いていた展開ではなくなり完敗といった状態だtらのかなと思います。もちろん1着と獲ったタツゴウゲキに2着のサンマルティン、3着のフェルメッツァのいずれもチェックは入れていたものの、本命ストロングタイタンが来ない限り始まらないといったところでした。

ハナを主張し過ぎた!?バンドワゴン

たらればではありますが、内枠であれば、また結果は違っていただろうと思っていますが今回は大外の13番枠。そこからややスタートは出遅れた感じでしたが、和田竜二&バンドワゴンコンビは、あくまでハナを主張し押して押して内に切れ込みました。しかしヴォージュハナを主張したいのかなかなか譲らずで、結局ハナを取るためにかなりの脚をここで使ってしまったということになり、更に結果、ハイペースに持ち込んだ状態となってしまったわけで、この時点でバンドワゴンの思い描いていたレースができない状態となったということでしょう道中も、二列目からヴォージュの突っつきで更にペースを押し上げられ一息つきたい場面でもキツイ環境下にいたバンドワゴン。
ゆったりとした展開で、3コーナーから徐々にギアチェンジをしトップスピード勝負こそがバンドワゴンの持ち味といったところですが、今回のようなハイペースとなったら、元々の基礎スピードがない馬ですから、この展開はもうお手上げ状態。4コーナーでは早くもヴォージュにハナを譲り、直線ではズルズルと後退していく一方。完全に惨敗といったところでした。相手にも恵まれない限り、バンドワゴンの勝利は今後もキツイのかなと思いました。

完全に自滅か!?ストロングタイタン

今回のレースにおいて、バンドワゴンもそうですが、ストロングタイタンも自滅に近いレースをしてしまったのかなと感じます。鞍上の川田騎手も予想していた展開とは裏腹に、バンドワゴンがヴォージュとハナを取る勝負をいきなりしてしまったため、かなりのハイペースとなってしまったのが大誤算。仮にヴォージュがスンナリとバンドワゴンにハナを譲っていたとしたら、バンドワゴン、ヴォージュ、ストロングタイタンの三頭が上位争いだった可能性は十分に秘めていたと思います。
スタートはまずまずで先頭から4頭目あたりを追走する先行策を取りに行きました。この考え自体は間違っていないと思い、一概に川田騎手を責めることはできないですが、あそこまでバンドワゴンとヴォージュがやりあっていればハイペースになることは予測できたはず。ならばやや後方に抑えてからの3コーナーからのロングスパートに切り替えるべきだったのかな?とも感じました。結局、直線でも前半に脚を使い過ぎて反応も鈍く後退しての8着フィニッシュとなってしまったレース内容でした。

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