2017年セパ交流戦名場面集②
2017年のセパ交流戦の名場面集をまとめて見ました。
楽天・則本選手8試合連続2桁奪三振達成
交流戦に入る前からの記録ですが、楽天ゴールデンイーグルスの則本昂大選手が、6月1日のジャイアンツ戦で、8回を12奪三振に仕留め、連続試合2桁奪三振記録を7試合に伸ばし日本新記録を達成しました。
則本選手は初回からエンジン全開で今季最速タイの156キロのストレートをマークしました。2回の2アウト、小林選手の打席から4回のマギー選手まで5者連続奪三振をマーク。終わってみれば8回を12奪三振で、連続試合2桁奪三振記録の日本新記録を達成しました。
続く、6月8日のDeNAベイスターズ戦。
則本選手はこの試合も絶好調。初回に梶谷選手から最初の三振を奪うと、三振を奪っていき、7回の筒香選手の打席で三振を奪い、この試合でも2桁奪三振をマークし、自身の持つ日本記録を更新しました。
則本選手はこの試合、7本の安打を打たれましたが、9回を12奪三振2失点の好投で完投勝利を挙げました。
しかし、記録が途切れます。
それは、6月15日のヤクルトスワローズ戦でのこと。
初回に2つの三振を奪うハイペースな立ち上がりでしたが、5回に1点を奪われると、6回には3点を奪われ、7回には2失点とヤクルト打線につかまってしまいました。8回頭に交代してしまい、この試合7回を8奪三振。日本記録の更新はなりませんでした。あと2奪三振。。。非常に惜しい結果となってしまいました。
マレーロ選手、ホームベース踏み忘れ
記憶の残るデビュー戦となりました。
オリックスバファローズに所属するマレーロ選手。今シーズン5月から緊急補強された選手で、この試合が初出場となった試合でした。
その試合は6月9日の中日ドラゴンズ戦。
1番ライトで先発出場したマレーロ選手は、5回に2ランホームランを放ち、初出場の試合をホームラン飾る鮮烈なデビューとなった、、、はずだったが、なんとホームベースを踏み忘れるという珍事件が発生。ランナーがいたので1打点は付いたものの、ホームランとは認められず記録は三塁打となってしまいました。鮮烈なデビューかと思いきや、なんとも珍事件で名が知れ渡ってしまったマレーロ選手でした。
ちなみに、1958年にミスタージャイアンツの長嶋茂雄氏もホームベース踏み忘れるという珍事を起こしています。
最近では2006年の李承ヨプ選手。李承ヨプ選手は踏み忘れていたわけではないのですが、ホームランを放ってダイヤモンドを一周しましたが、1塁ランナーの小関選手が三塁ベースを踏み忘れてしまうというランナーの珍事も起こっていました。非常に不運な珍事件でした。
荒木雅博選手2000本安打達成
プロ48人目の快挙が達成されました。
その選手は中日ドラゴンズの荒木雅博選手。
6月3日の楽天ゴールデンイーグルス戦でライト前ヒットを放ち2000本安打を達成しました。
荒木選手は1995年、熊本工高からドラフト1位で中日ドラゴンズに入団の22年目の39歳。
荒木選手といえば守備の印象がある方が多いかと思います。セカンドで6年連続でゴールデングラブ賞を獲得するなど、中日ドラゴンズの黄金時代を支えてきた選手の一人で、二遊間のアライバ(荒木選手、井端選手)は球界を代表する二遊間でした。
打撃にはそこまで定評がある選手ではなかったのですが、右打ちをマスターし、6年目からレギュラーに定着し、ヒットを量産していきました。そして、今シーズンセパ交流戦中に史上48人目の2000本を達成しました。
2000本目のヒットも荒木選手らしい右打ち。偉業達成おめでとうございます。
今シーズン2000本安打を達成しそうな選手は他にもいて、ジャイアンツの阿部選手、千葉ロッテマリーンズの福浦選手、阪神タイガースの鳥谷選手なども2000本安打まで残りわずかです。
一体今シーズンは何人の選手が2000本を達成するのでしょうか。楽しみですね。
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