スポーツドリンクに含まれる成分比較その③
出典: エナジークエスト
スポーツドリンクに含まれる成分比較、今回はその3です。
体つくりや筋力アップはもちろん、日々の生活や健康維持にも重要な成分が登場します。
意識的に摂取することでより健康的な毎日を過ごしたいですね。
成長や代謝を助けるビタミンB6
ビタミンB6は、ビタミンB群の一つで、レバーやまぐろ、大豆製品などに含まれています。
運動などで水分と一緒にビタミン類も失われるため、効率よく補給する必要がある栄養素として、スポーツドリンクに含まれることが多い成分です。
ビタミンB6は主に、たんぱく質の分解や合成、神経伝達物質の合成、ホルモンバランスを整える働きがあり、様々な健康維持に役立ちます。
例えば、たんぱく質の代謝を助けることで、皮膚や髪、歯などの成長を促したり、アミノ酸の代謝を促進してエネルギーに変えたりする効果を発揮します。
また、脂質の代謝を助ける働きによって肝脂肪を予防する他、動脈硬化の予防やコレステロールを低下させる効果も期待できます。
アミノ酸の代謝を上げることは神経伝達物質の生成につながるため、神経機能を正常に保つことができます。
そしてホルモンバランスを整えて女性特有の症状を和らげたり、免疫力を向上させアレルギー症状を緩和したりする効果もあります。
スポーツドリンクに含まれることが多いアルギニン
アルギニンは、体内で合成できる非必須アミノ酸の一種です。
しかし、必要量は作れないため、準必須アミノ酸とも呼ばれています。
つまり、不足分を食事やサプリメント、スポーツドリンクなどで補う必要がある栄養素です。
これを含む食品は、大豆製品や鶏肉などで、クエン酸やビタミンB6と一緒に摂ると、より効果的に摂取できると言われています。
アルギニンには、成長ホルモンの分泌を促す作用があるため、たんぱく質の代謝を促進したり、食欲を抑制したりする効果があります。
そのため、筋肉を増強させる栄養補助剤や、ダイエットのための食欲抑制剤としても利用されています。
他にも、肝臓のオルニチン回路に働きかけ、アンモニアを解毒する効果や、免疫細胞であるマクロファージを活性化させ、免疫力を高める効果も認められています。
また、体内で一酸化窒素を作り出すことで、血管を拡張し血流を改善する効果などもあります。
ハリやしなやかさをもたらすコラーゲンとは
コラーゲンは、たんぱく質の一種ですので、体内のあらゆるところで必要とされる成分です。
コラーゲンの持つ弾力性は、お肌のハリをもたらすだけでなく、血管や骨、関節、目などの健康にも必要な成分ですが、加齢とともに減少してしまうので、食品やサプリメントなどで外から補うことが大切です。
美容目的だけでなく、健康維持のためにも大切な栄養なので、コラーゲンを含むスポーツドリンクも登場しています。
コラーゲンは牛すじや手羽先、フカヒレなど色々な食品に含まれています。
種類としては動物性と海洋性がありますが、海洋性のほうが動物性より吸収力に優れ、摂取しやすいため、サプリメントやドリンクではこちらが良く使われています。
よく知られている美肌効果や関節痛を緩和する効果の他にも、筋肉を増やしたり、骨を丈夫にしたり、美しい髪を作ったりする効果もあります。
また、血管の強度や弾力性も保つ働きをするため、動脈硬化などの予防にもつながります。
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