3大栄養素として

カシューナッツの40%以上は脂質でできています。栄養の4割が脂質とはちょっと驚きですね。
そんな脂質は肥満の元凶とみられがちですが、脂質は3大栄養素の一つとして重要な役割も担っています。
脂質にはカラダのエネルギー源となったり、細胞膜やホルモンの構成成分となったりする効能があり、生命の維持に欠かせない栄養素です。
ただし、摂りすぎはご存知の通り、禁物です。摂取した脂質のうち、使われないエネルギーが体脂肪として蓄えられるわけです。カシューナッツの食べ過ぎには注意しましょう。1日10粒程度が目安となります。

亜鉛が豊富

栄養豊富なカシューナッツですが、カシューナッツには、亜鉛も豊富に含まれています。

亜鉛の含有量は、アーモンド、落花生などよりも多くの亜鉛を含んでいます。
亜鉛は、味覚を維持するの重要な栄養ですが、タンパク質の合成にも必要とされ、成長の促進や、キズの回復を促す効能もあります。
また、亜鉛を摂取することでインスリンの量が増え、血糖値を下げる効果があることから、カシューナッツには糖尿病を予防する働きが期待できます。

貧血予防

カシューナッツには、女性に不足しがちな栄養である鉄分もたっぷりと含まれています。
カシューナッツに含まれている鉄分は、ピスタチオやアーモンドより多く、ナッツ類の中ではトップクラスとなっています。
鉄分にはみなさんご存知のように、貧血を予防する効能、とくに鉄欠乏性貧血を予防する働きがあります。
また、体内の60~70%が血液にある鉄はタンパク質と結合し、ヘモグロビンの構成成分となり、からだのすみずみに酸素を運搬する働きがあります。

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