疲労回復

ゆずに含まれるクエン酸には、運動や長時間同じ姿勢をとった時に発生する乳酸という物質を分解する働きがあります。
βカロテンやビタミンCなどの抗酸化物質には、体の免疫力を上げて疲れにくい体にしてくれる働きがあります。
乳酸が溜まると疲れやすくなったり、だるさの原因になる為できるだけ乳酸は体に溜めない事が疲れにくい体作りに大切な事です。
クエン酸はゆずの皮より果肉に多く含まれている為、ジャム・ゆず胡椒・ゆずジュースなどにして飲むと効率良く摂取できるそうです。

冷え性予防

ゆずに含まれるリモネンには、交感神経を刺激して血の巡りを良くしてくれる効果があり、冷え性を改善してくれます。
冷え性は体の血の巡りが悪くなる事で起こりやすくなる症状の為、血行促進する事で冷え性の予防や改善につながると考えられています。
冬になるとお風呂にゆずを浮かべてゆず湯にするのは、冷え性にとても効果的習慣だそうです。

免疫力アップ

ゆずにはβカロテン・ビタミンC・ヘスペリジンなど、免疫力を高める成分も沢山含まれています。
人間の免疫力は、日々のストレスや加齢などによりだんだんと低下しています。
免疫力が下がってくると、体内のウィルスや有害細胞などを撃退してくれる役目を持つNK細胞(ナチュラルキラー細胞)が思うように活動できなくなってしまい、アレルギーを起こしやすくなったり風邪を引きやすくなてしまいます。
ビタミンCやβカロテンなどの抗酸化物質には、NK細胞を含む白血球の働きを活発にし、免疫力を高めてくれる働きがあります。
ヘスペリジンにはビタミンCの吸収を高める働きがある為、ゆずは免疫力を高めてくれる食べ物として古くから利用されてきたのです。

減塩効果

ゆずの果汁には、塩分を薄めても味が濃く感じる仕組みがあります。
ゆずに含まれるクエン酸には旨味を増す効果がある為、調味料が少なくても食べ物をおいしく感じるそうです。
同じクエン酸が含まれる果物にレモンがありますが、ポッカサッポロフードがレモンの減塩効果を調べた研究があり、ほうれん草のおひたしに減塩醤油を2つ使用し、1つはレモンを加えました。
その結果、ただの減塩醤油に比べてレモンを加えたほうれん草は、より塩味を強く感じたと報告されています。
この事から、ゆずには塩分の摂り過ぎを抑える減塩効果があると言えます。

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