筋肉痛とは違う片ふくらはぎの痛み

運動のしすぎで筋肉痛になり ふくらはぎが痛むことはありますが、特に激しい運動をしていないのに ふくらはぎが痛むことがあります。その場合はたいてい、病気が原因になっています。

左ふくらはぎの痛みの原因

【脾臓(ひぞう)に疲れがある】
脾臓は左わき腹にあります。脾臓は主に免疫と大きく関わっていて風邪やアレルギー、体温調節など体にとても重要な働きをしています。ここが弱ると風邪を引いたりアレルギー症状が出るなどの影響が出てきます。
脾臓が弱い人の特徴として左の股関節が硬いというのがあります。左の股関節が硬いとふくらはぎに繋がる神経に悪影響を与えるようです。
【心臓や腎臓に疲れがある】
心臓や腎臓というのは水分をコントロールしています。コントロールが上手くいかないということは循環が悪くなり足に溜まります。これがむくみの原因にもなります。この状態が長く続くと痛みになって現れます。
また心臓が疲れると足がつりやすくなりますのでよく足がつるという方は検査を受けてみるのもいいですね。
【生理痛や便秘で悩んでいる】
子宮など婦人科系に疲れが溜まると足の痛みやむくみとして現れます。生理やお通じは体内の掃除です。血液の循環がとっても大事になるのですが、もし血液循環が悪くなると生理痛や便秘として不調をきたします。
特に便秘の場合はS字結腸付近で詰まりやすいのですが、この場合左ふくらはぎに痛みが出やすくなります。
内臓疲労は日々の生活習慣が影響しますが、何よりストレスを溜めないこと!これが一番大事です。ストレスは上手く発散して内臓から健康を目指しましょう!

右ふくらはぎの痛みの原因

【肝臓に疲れがある場合】
肝臓は内臓の中で一番大きな臓器になります。主に解毒作用や排泄・消化に働きます。ここが上手く働かないと老廃物が溜まって血流が悪くなり、他の臓器へ影響を及ぼします。
肝臓はアルコールを分解してくれますが、他にも薬やストレスも肝臓で処理されるんですよ。ですが酷使すると肝臓も疲れが出ます。すると肝臓は重くなり下に下がります。こうなると他の臓器に影響を与えてしまい、機能が低下していきます。
酷くなると右のふくらはぎに痛みが出たりしびれを起こしたりするようになります。
【胆のうに疲れがある場合】
胆のうは油ものなどを分解する働きがあります。脂肪の吸収や消化は胆のうで行い、お腹が痛くなるのも胆のうが原因ということが多いようです。胆のうの疲れを取るには油ものを控えるようにしましょう。
【右の腎臓に疲れがある場合】
こちらは左の腎臓と同じです。水分を上手く排出出来なくなり体内環境が悪くなります。
内臓以外にも右の骨盤が開くと股関節も開くのでふくらはぎに負担がかかります。骨盤の開きを直して歪みを戻してあげるとふくらはぎの痛みも落ち着くでしょう。整体などで歪みを矯正してもらうといいですよ。
そうすることで血液循環も良くなり内臓への負担も軽減されていくはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
痛み方で自分の悪いところがわかるのです。
もし片方が悪いと感じたら、何か生活習慣をよくするよう努めましょう。

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