白米に少し加えるだけで効果絶大

仙台名物・牛タン定食でも食べられている麦飯。
かつて白米が高価だった時代は安価な麦を混ざったご飯を食べることがポピュラーであり、貧乏食のイメージが強い麦飯ですが、実はとても凄い効果があったのです。

麦飯の効果

①血糖値を抑える
白米、とくに日本人が好むジャポニカ米は、白米の中でも特に甘みが強く、炭水化物の中でも最も血糖値を上げやすい食材です。これは、血糖値を実際に測定している人や、グリセミック指数(GI 値)の研究により明らかになっています。
高血糖は、インスリン抵抗性や糖尿病につながることがあります。また、高血糖は老化物質となりえることで注目を浴びているAGE(後期(終末)糖化最終産物)の産生を増やすと考えられています。麦ごはんは血糖値の上昇を抑えます。

②高血圧を抑える
白米を頻繁に食べていると、インスリンの分泌量が増えがちになることは否めません。これが繰り返し行われると、インスリン抵抗性になる可能性がでてきます。血中に多くのインスリンがあると、ナトリウムや腎臓の働きに影響し、血管に水がたまりやすくなり血圧が上がりやすくなります。
また、味覚の面では、白米を主食にすると、塩味の強いおかずを食べ過ぎて、塩分過剰や体重増加による高血圧になる可能性もあります。麦ごはんだと、インスリンの分泌量が抑えれるので、血圧の管理も役立つと捉えることができます。


③コレステロール、体重コントロール効果
麦には、豊富な水溶性食物繊維が含まれます。白米には水溶性食物繊維は含まれませんが、麦100gには6g含まれます。水溶性食物繊維の含有量は全ての食材と比較してもトップクラスです。水溶性食物繊維は、コレステロールの吸収を阻害したり、胃にある食べ物をゆっくりと移動させる働きがあるため、満腹感が長続きしやすくなると考えられています。
また、麦ごはんだと、「味の濃いおかずで、白いごはんがすすむ」という負の連鎖を断ち切りやすくなります。

④便秘解消効果
麦には、豊富な不溶性食物繊維が含まれています。白米100gには0.5gしか含まれませんが、麦100gには約4g含まれます。不溶性食物繊維の含有量もトップクラス。不溶性食物繊維は便のカサを増し、スムーズな便の形成につながり、便の移動に掛かるスピードがはやくなります。
便秘を予防することで、不快な思いをしないだけでなく、トイレで力まなくてよいので、痔の予防や高血圧の予防になります。特に高齢者では、便秘が食欲不振につながるだけではなく、食事や水分摂取量が極端に減り、脱水を起こすこともあります。

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