プロ野球界では毎年引退する選手がいますね。
まだまだプレー出来るような選手も引退する時が来ますね。
今回紹介する選手は、ホークス一筋15年。
打撃職人【長谷川勇也】選手の引退。

長谷川勇也

長谷川は酒田南高、専修大を経て、2006年のドラフト5巡目でソフトバンク入り。3年目の2009年からレギュラーに定着し、2013年は球団記録の198安打、打率.341で最多安打と首位打者のタイトルを獲得しました。2015年以降は前年に負傷し手術した右足首痛の影響もあり出番が減少。それでも、高い打撃技術を武器に代打などで活躍し、ソフトバンク一筋15年間で6度のリーグ優勝、7度の日本一に貢献しました。

2021年も主に代打で71試合に出場し打率.260、3本塁打、19打点を記録。引退理由については会見で「足がボロボロになったと実感した。それが打撃に影響した」と語っていたが、今季のOPSは120打席を消化し.797(出塁率.367+長打率.430)を記録。これはチームで100打席以上を消化した選手の中では柳田、グラシアル、栗原に次ぐ数値で、引退選手とは思えぬスタッツを残したままバットを置くことになりました。

出典:YouTube

最後も長谷川らしく

0-0で迎えた7回、一死二塁の好機で長谷川を代打起用。現役最後の打席はヘッドスライディング及ばず一ゴロに倒れたが、続く8番・甲斐が先制の12号2ランを左翼席へ運び、長谷川はベンチで大粒の涙を流した。

出典:YouTube

順風満帆な野球人生

「プロに入って15年、若い時の自分を思うとここまで長くできると思っていませんでした。それも王監督、秋山監督、工藤監督、コーチの方々の指導のおかげだと思っています」と感謝した。

「多くの方々に支えられてやってきた現役もこれで終わりです。悔いはありません。一生懸命やりました。バットもたくさん振りました。最後の打席も自分らしく終われました。(対戦した日本ハム先発の)伊藤投手、本当にありがとうございました。なかなか思い通りに行かなかった現役生活でしたが、そこから逃げずにしっかりと向き合ってやってこれたと自信を持って言えます」

「会見では『順風満帆な野球人生ではなかった』と言いましたが、今日1日を通して考えが変わりました。訂正します。長谷川勇也のプロ野球生活15年は、多くの方々に支えられ、順風満帆の野球人生でした」と、最後は涙を流しながら感謝の思いを伝えた。

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