3/20 オリックス 12-2 広島カープ

まさに完敗。いいところなしの試合でしたね。
開幕投手候補の薮田和樹選手が大乱調、そして中継ぎ陣も打ち込まれ、開幕前に投手陣の不安が大きくなってしまいました。

広島カープは初回、先頭の田中広輔選手が2ベースヒットと菊池涼介選手の送りバントで先制のチャンスを作ると、丸佳浩選手がレフトへタイムリーヒットを放ち幸先よく先制点を挙げました。
しかしその裏、先発の薮田和樹選手が小谷野選手にタイムリーヒットを打たれすぐさま同点に追いつかれると、3回にも1点を取られ逆転を許してしまいました。そして4回、1アウト後、3連続フォアボールでピンチを作ってしまうと、2アウト後、山足選手にストレートの押し出しのフォアボールを与えてしまいこの時点で降板。この回だけで4フォアボールを与えてしまった薮田選手、開幕投手おろか、先発ローテーションも危ういピッチングを見せてしまいました。昨シーズンブレイクした右腕の大乱調でした。
その後も中継ぎ陣が打ち込まれ、12-2という大敗で敗戦。打線も8安打を放ちながらつながりに欠け、2得点。本番出なかったことが幸いした試合でした。

開幕前の不安要素

オープン戦での、投手人の制球難、不調が気になりますね。
この試合の先発ピッチャーの薮田選手は、3回2/3を投げて5安打5四死球6失点と大乱調。昨シーズン15勝し、最優秀投手のタイトルを獲得した広島カープのエース候補が非常に不安定なピッチングを見せると、この試合、6投手登板し、9四死球と昨シーズンからの課題である制球難が全く改善されていない試合展開となってしまっていました。前回の試合でも先発の大瀬良選手が4四死球、その前の試合に登板した岡田選手も5四死球と、先発投手にかなりの不安が感じられます。
投手陣の調整がまだまだできていない印象なので、1週間後に迫った開幕までにしっかり調整して万全な状態で迎えていただきたいですね。畝ピッチングコーチの手腕に大いに期待です。

打線のつながり

打線も少し元気がない印象ですね。
この試合、初回は理想的な攻撃で先制点を挙げましたが、その後はヒットを放ちながらつながりに欠けました。
田中選手、菊池選手の不調もかなり気になりますね。タナキクマルトリオが機能すればしっかり戦える広島カープなので、この2人の調子を上げていかなければシーズンの序盤は苦労する可能性は大いにありますね。石井琢朗コーチの退任は非常に大きな打撃になってしまっているのかもしれませんね。
しかし、嬉しいニュースもあります。
怪我から復帰した鈴木誠也選手が絶好調。オープン戦では、打率,348、ホームラン3本と、怪我の不安を払いのけるような活躍を見せてくれています。昨シーズン終盤に怪我をし、悔しいシーズンを過ごした鈴木選手。4番バッターの帰還。今シーズンも爆発に期待ですね。

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