横浜高校 渡辺終身名誉監督勇退
出典: http://koshienmatome.blog.jp/
2015年夏を最後に、横浜高校野球部総監督を勇退し、終身名誉監督として同校をバックアップしてきた渡辺名誉監督。72歳となった今年、終身名誉監督を退任したことが先日明らかになりました。
横浜高校 渡辺終身名誉監督勇退
高校野球ファンならご存知・横浜高校の渡辺元智終身名誉監督。2015年夏を最後に第一線を退き、後任の現・横浜高校総監督の平田徹氏へバトンタッチ。その渡辺終身名誉監督が勇退し、「もっと広く野球に恩返ししたい」との意志で、野球の底上げという意味も込め今後は講演などをしていくことになりました。
1973年に春のセンバツで甲子園初出場を決め初優勝を果たし、1980年夏には当時ロッテオリオールズや中日ドラゴンズで活躍された愛甲猛さんを軸に全国制覇。また平成の怪物・松坂大輔(現ソフトバンク)らを擁した98年には春夏連覇を成し遂げた。春3度、夏2度の全国制覇、甲子園出場としては、春15度、夏12度、歴代3位タイの甲子園51勝を挙げた名監督でした。
そんな渡辺元智終身名誉監督に育てられたプロ野球選手は数多くいますが、その中で2名ご紹介します。
松坂大輔
我々世代の横浜高校出身プロ野球選手といえば、平成の怪物・松坂大輔投手です。江戸川南リーグで中学生まで活躍し、当初は東京の名門・帝京高校に進学予定が、後の横浜高校でバッテリーを組む小山選手と知り合ったキッカケで横浜高校へ入学。小山選手がいなかったら、帝京高校で野球をやっていたという事ですから、運命というのは面白いものですね。
高校時代は現・日本テレビアナウンサーの(当時はPL学園)上重聡投手と甲子園準々決勝で延長17回の投げ合いの激闘戦、実に250球を投げきり完投勝利。その大会の決勝戦では、ノーヒットノーランを成し遂げる偉業を達成しました。
その後、順調にドラフト指名がかかり、本来、横浜ベイスターズが意中のチームだったようですが、西武ライオンズが交渉権を得てドラフト一位で入団に至りました。
プロ入り初先発は、4月7日の東京ドーム。相手は、当時はまだ東京ドームに本拠地を置いていた日本ハムファイターズ。8回を投げ2失点の好投で初勝利を飾りました。また当時では珍しい150キロ超えの直球(155キロを記録)を披露するなど、鮮烈なデビュー戦となりました。
第1回WBCでは日本代表に選ばれ、見事MVP受賞。これを架け橋に、同じ年のオフにMLB挑戦が決定し、のボストン・レッドソックスと約60億円の契約で入団。MLBの初先発は4月5日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦。7回1失点10奪三振を記録し、MLBでも通用することを早々と証明しました。その後2014年までに他球団を渡り歩き、2015年に日本球界へ復帰。復帰後も怪我に悩まされているシーズンが続いています。
もう一度、往年の輝きを放てほしいとファンは待望しています。
そんな松坂大輔投手も、2014年で監督を勇退する時のコメントは「聞いた時はあまりにショックが大きくて、うまく言葉が出てこなかったのは覚えています」と話したそうです。
涌井秀章
現在千葉ロッテマリーンズで活躍されている涌井秀章投手もまた横浜高校出身選手。
野球自体やるキッカケが遅く、中学生入学時にシニアリーグへ入団した事からのようで、小学生時はソフトボールをやっていたそうです。
高校に入学すると、松坂大輔二世と言われる存在であり、高校2年生の時に初めての甲子園のマウンドを踏んでします。当時は一学年上に、東京ヤクルトスワローズで活躍されてい成瀬善久投手がおり、成瀬善久投手のリリーフとしての出番でした。同大会の決勝戦では先発登板も15失点と大敗を喫し苦い思い出となったようです。
3年の夏の甲子園にも出場し準々決勝で敗戦し高校野球を終えています。
その後、順調にドラフト指名を西武ライオンズから受け入団。大いに期待されての背番号16を与えられたプロ入り1年目に、早くもプロの壁を痛感。この年は1軍生活よりもファーム生活の方が長く、結果、1勝止まり。しかし、ファームでは優秀選手賞を受賞する実力は十分に兼ね備えていました。
涌井秀章投手が開花した要因として、現在も埼玉西武ライオンズで活躍されている炭谷銀仁朗選手の存在が大きく影響しているといえます。。当時、高卒ルーキーとして捕手の座を獲得した炭谷捕手と涌井投手の10代バッテリーが話題を呼ぶ、その勢いのまま先発ローテーションを守り抜き、シーズン終えてみれば12勝を挙げています。またオールスター戦にも監督推薦で出場と2年目にして早くもスターダム入りとなっています。
現在は活躍の場を千葉ロッテマリーンズに変えて活躍中です。
そんな涌井秀章投手も、「渡辺監督は野球だけでなく、人生の指導者です。横浜高校の教えは今でも一番だと思っている。横浜高校を引っ張り、高校野球界を引っ張ってきた方。ゆっくり体を休めてほしいと思う」と語ったそうです。
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