「岩盤浴」とは

「岩盤浴」は、温めた天然石の上に横になり汗をかく、サウナのようなもので、遠赤外線やマイナスイオンが放射されているので、身体の内側から温まることができます。

身体の外側から温めるサウナと違い、室温が低いです。サウナと比べ、「岩盤浴」は暑すぎないので、リラックスしながら汗をかくことができます。また、特に女性にとって良いことだらけみたいです。

体温をあげることで、痩せやすい身体に!

「岩盤浴」で身体が温まるということは、体温が上がります。体温は1℃下がると基礎代謝が約12%低下するそうですが、そのたった1℃の体温の差で、低い人の方が1年間で約7.3㎏も太りやすいそうです。基礎代謝は年齢とともにどんどん低下していきますが、そのせいで食べ物をエネルギーに変える力が弱まって、脂肪が貯まる原因になります。基礎代謝が一番良くなるのが体温が36.5℃~37℃の時で、体を温めると基礎代謝も良くなります。 

また、体温が低いと、血液の流れが悪くなり、老廃物が血管の中にたまりだします。それが吹き出物や湿疹などの原因なったり、細胞に栄養が届きにくくなって、新しい細胞への入れ替わりがどんどん遅くなってしまうそうです。この入れ替わりが遅くなると、くすみやシミ、しわなどができやすくなり、老けた肌になってしまいます。体温をあげることでこういった美容面でも嬉しい効果があるんです。

体温をあげることで、自律神経を整える!

体温は自律神経とも大きく関係しています。心臓を動かしたり、汗をかいたりすることなど、無意識のうちに自動で働く神経を自律神経と言いますが、この自律神経には「交感神経」と「副交感神経」という神経があり、それぞれ血管の働きに大きく影響しています。現代はストレス社会とも言われるように、交感神経が働き続けている状態の人が増えています。そのため、血行が悪くなり、低体温や冷え性につながっていきます。

「岩盤浴」に入って体を温めると、血行も良くなり、血液の循環が良くなるので、自律神経のバランスも整います。

自律神経のバランスが崩れると、女性は特にトラブルが起こりやすくなり、頭痛、めまい、肩こりや女性ホルモンが乱れ、生理不順、生理痛の原因になったり、肌荒れ、太りやすい、不眠など、いろんな問題が出てきます。これを防ぐためにも、自律神経のバランスには気をつけたいですね。交感神経を抑えて、副交感神経を活発にするにはリラックスする必要があるのですが、「岩盤浴」はそれにも最適と言えます。

「岩盤浴」の室内は温かくてほんのり暗くて、落ち着くそうです。体がポカポカ温まる心地良さの中で、ぼーっとしているだけでかなりリラックス効果があるそうです。自律神経を整えるにはゆっくり呼吸をすることも大事で、ストレス発散にも良いそうです。

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