食物繊維が豊富

かんぴょうには多くの食物繊維が含まれており、水溶性と不溶性の食物繊維をバランスよく摂ることができます。
食物繊維は、腸内の便のかさを増し、蠕動運動を促す栄養のため、お通じがスムーズになります。腸内環境が整い便秘が解消すると、ダイエット効果も期待できます。
さらに、腸内のコレステロールやカラダに不要なものも排出されるため、糖尿病や動脈硬化など生活習慣病の予防にもつながります。

カルシウムも豊富

かんぴょうにはカルシウムも多く含まれています。
カルシウムは骨の代謝に欠かせないミネラルで、丈夫な骨や歯をつくり骨の発育や骨粗鬆症予防に効果がある栄養です。
その他、丈夫な骨つくりに必要な、マグネシウムやリンも含まれています。
カルシウムには神経の興奮を抑える効能もあり、イライラ防止にも役立ちます。

むくみ予防

塩分を摂りすぎると体内のナトリウムが増加して血圧が上がりますが、カリウムは余分なナトリウムを尿として排出する栄養のため、高血圧やむくみを防ぐ効果が期待できます。
また、腎臓の老廃物を排出することで心筋の働きを良くし、不整脈や心伝導障害の予防にも効果があります。

干し野菜のメリット

・干し野菜を作る際に野菜に含まれる水分を飛ばすことで甘みが増し、うまみが凝縮され美味しくなると言われています。
また、天日干しすることで、カルシウムの吸収を助けるビタミンDや、血液を作るために必要な鉄分などの栄養素がアップすることがわかっています。

・水分を飛ばすことで野菜の保存期間を長くすることが出来ます。
完全に乾燥させたものなら数週間、セミドライのものでも冷蔵庫に入れておけば1週間程度は保存が可能です。
野菜が安いときに多く買い過ぎてしまった場合、食べきれない分を干し野菜として保存しておく事も可能です。

・野菜を無駄なく使い切れることです。
使いきれなかった野菜をそのまま冷蔵庫に放置すれば、劣化が進んで食べられずに無駄になるだけですが、干し野菜にすれば保存もききますし、また違った味に変化して活用の幅も広がっていきます。

このように、いつもの野菜を干し野菜にすることで、さまざまなメリットが生まれてきます。

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