プロ野球選手の休息は束の間で、この1月が終わると早くもシーズン突入。とは言っても、今の時期は仲の良い選手同士で自主トレなどをしているので実質的にほんとうのお休みは1週間ほどなのかもしれませんね。しかし、プロ野球選手の生命期間は非常に短いですから今のうちに稼げるだけ稼いどかないと、引退してからのちの人生の方が遥かに長いのですからね。それに、清宮選手のような新入団選手も毎年のようにやってきて、更には助っ人外国人選手も入ってくるわけですから、心休まる日はないに等しいかもせすね。そんな選手たちの中にはおそらく個人目標というのが必ずあるのかなと思いますが、球団は選手一人一人の目標よりも球団の運営の方が気が気ではないというところでしょう。そこで着目は、毎年球団が掲げるスローガンですね。ちょっと見てみましょう。

昨年のセ・リーグ覇者!広島東洋カープ

昨年も快進撃でセ・リーグチャンピオンとなったカープ。そのカープは2016年の「真赤激」、2017年の「カ舞吼!−Kabuku−」に続き、今年は更に特徴のあるキャッチフレーズになりました。「ドドドォー‼︎!」です。「℃℃℃」が上にきて、その下に「ドドドォー‼︎!」ですね。
チームに引き継がれる「努力」「泥臭さ」。シーズンを駆け抜ける「怒涛」の勢い。ひとり一人に必要な「度胸」。ファン・地域との一体感を表す「同心」「同郷」。来年も実現してみせる「胴上げ」。
これらの言葉が有する「ど」を、「熱さ(温度)」と「カープらしさ(C)」を感じる「℃」で表現。「℃」を3回続けることで、「チームに勢い」をもたらすと共に「リーグ三連覇へ駆け抜ける」決意も込めたキャッチフレーズだそうです。
今年も大きな戦力補強をしていないカープですが、しっかりと若手が育ってきている印象と、何しろ外国人選手を見つけてくるのが上手いカープ陣営。今年も優勝あるかもですね。

執念!?阪神タイガース

昨シーズンはリーグ2位の成績も、ポストシーズンではあっけなくDeNAに敗退してしまった阪神タイガース。それでも気がつけばセ・リーグでは2位と、金本監督のもとで着々とチカラをるけているのはめにみえているところといえるんかなと。大和選手が抜けてしまったとは言え、昨年のドラ1の大山選手もブレイクしそうな今シーズン。更に上を目指して欲しいですね。
そんな阪神タイガース。2016年が「超変革」2017年は「挑む」というどちらかと言うと新しい形を模索しているスローガンでしたが、今年の2018年は「執念」というスローガンになったようです。
全身全霊を懸けて不屈の精神で立ち向かう。たとえ、どんなに苦しい局面になろうとも、最後の最後まで絶対に勝負を諦めない。その精神を全員が強く持ち、タイガースが変革し続ける一年にしたい。そうした強い決意をスローガンとして表現しているとのこと。
書体も力強く筆文字で豪快に書き上げた印象です。

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