広島カープ 6-4 中日ドラゴンズ

広島カープ 6-4 中日ドラゴンズ

勝: ジャクソン (1勝2敗1S)
S: 今村猛 (1勝1敗15S)
負: 岩瀬仁紀 (2勝4敗1S)

まさに劇的な逆転劇!!これでこのカード3タテそして、3連勝となりました。いや〜鈴木誠也選手のホームランには本当に痺れました。リアルタイムで見ていたのですが、打った瞬間鳥肌が立ちました。

広島カープ先発は大瀬良大地選手。
立ち上がりからピリッとせず、自らのエラーもあり、1アウト3塁のピンチで大島選手に先制のタイムリーヒットを打たれると、その後、2者連続タイムリーヒット打たれるなど大乱調で初回に3点を献上してしまいました。大瀬良選手が先頭打者のピッチャー強襲の当たりの処理を焦ってしまい、それから歯車が狂った形でしたね。出鼻を挫かれてしまいました。
4回に丸佳浩選手のホームランで、1点を返しますが、中日ドラゴンズ先発の柳裕也選手を攻略できないまま7回に。。。
しかし、この試合のドラマは7回からでした。
2アウトながら得点圏にランナーを進めると、途中出場の磯村選手がレフトスタンドへ2ランホームランを放ち1点差!!このホームランは磯村選手にとってプロ入り初のホームランとなり、チームに勢いをつける貴重なホームランとなりました。
そして、8回、これまで無失点試合を続けていた岩瀬選手を攻め、1アウト1,3塁のチャンスを作ると、鈴木誠也選手に劇的な3ランホームランが飛び出し6-4と逆転に成功!!打った瞬間大声を上げてしまいました。
9回に2アウトながら1,2塁のピンチを作るものの、今村猛選手が抑え広島カープが勝利。
これで3連戦、そしてこのカード3タテで、前回中日ドラゴンズに3タテされた借りをしっかり返す形になりましたね。
本当に見事な逆転劇でした。柳選手に完全に抑え込まれていて、一時はどうなるかと思いましたが、1打で流れを持ってくるとは、さすが広島打撃陣ですね。
実に痺れる素晴らしい試合でした。

磯村嘉孝選手 プロ初ホームラン

磯村選手の一振りに誰もが驚いたと思います。
1-4と3点ビハインドで迎えた7回の磯村選手の打席。
2球目をフルスイングし、ライナーでレフトスタンド飛び込む2ランホームランを放ちました。
磯村選手は、2010年にドラフト5位で入団した7年目の捕手登録の選手で、シニア時代は1年年上のチームメイトの堂林選手とバッテリーを組んでいました。石原選手、會澤選手の後の3番手捕手として抜擢されていましたが、2016年で1軍試合経験が30試合しかなく、ホームランも0本でした。
そしてこの試合、途中出場でマスクを被ると、7回には嬉しい嬉しいプロ入り初のホームラン。ムードメーカーの磯村選手がホームランを打った瞬間、ベンチでも驚きの眼差しでした。このホームランチームの士気も一気に上がり、8回の逆転劇につながりました。
本当におめでとうございます。そしてありがとうございます。もしあの場面で打っていなければどうなっていたかわかりませんね。苦労人の選手が活躍してくれると本当に嬉しいですね。捕手のレギュラー争いは熾烈ですが、このチャンスを無駄にせず、これからもチームのムードメーカーとして活躍してもらいたいですね。
しかし、次から次へと活躍する選手が現れる広島カープ。これが強さの秘訣ですね。

7月4日の試合

広島カープ 対 ジャイアンツ
【予告先発】
広島カープ: 野村祐輔 (4勝2敗)
ジャイアンツ: 田口麗斗 (6勝2敗)
マツダスタジアム 18時プレイボール

広島カープ先発はエース野村祐輔選手。
今シーズンのジャイアンツ戦は菅野選手との投手戦に敗れ0勝1敗と負け越してはいますが、ここ最近クオリティスタートをマークしていて、調子も上向きです。今シーズン、10勝1敗と非常に相性がいいジャイアンツとの戦いなので、この調子をそのまま戦っていただきたいですね。
ジャイアンツの先発は田口選手。非常にいい選手なので、投手戦が予想されますが、少しのチャンスをしっかりものにしてほしいですね。
このカードも3タテして前半戦を好調のまま折り返してもらいたい!!
絶対勝つぞ、頑張れ広島カープ!!!!

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