ベッチャー祭とは

ベッチャー祭は、尾道市民俗文化財に指定されている奇祭で、毎年11月1日・2日・3日に行われ、3日には「ベタ」、「ショーキ」、「ソバ」の面を付けた氏子たちと獅子が、神輿とともに市の中心街を練り歩き、子どもを見つけると追い回し、手にした「ささら」や「祝棒」で頭をたたいたり、体を突いたりします。「ささら」でたたかれると頭が良くなり、「祝棒」で突かれると子宝に恵まれ、また1年間の無病息災が約束されると言われています。

概要

11月3日の「練り歩き」では、鬼神「ソバ」「ベタ」「ショーキー」が獅子と共に御輿を先導し、市内を練り歩く。 この三面と獅子に叩かれたり突かれたり噛まれたりするとその1年間、風邪や病気にならないと言い伝えられている。 毎年この日には子供から大人まで皆が街へ繰り出し、太鼓のお囃子(おはやし)に合わせて「ベタ」「ソバ」「ショーキー」という掛け声で三面をはやしている光景がとても魅力的である。
* 「ベタ」狂言面の武悪面。祝棒を持つ。
* 最初に扮した御所柿屋平衛門(平右衛門?)にちなんで当初「ゴショガー」と呼ばれていたが、面のべたっとした形から次第に「ベタ」と呼ばれる様になった。「ベッチャー」という語も「ベタ」が訛ったもの、とされる。
* 2010年度下半期のNHK連続テレビ小説『てっぱん』では、尾道育ちの主人公が、横柄な態度を取る祖母のことを陰で「ベッチャー」と呼んでいた。
* 「ソバ」能面の大蛇。祝棒を持つ、女の大蛇(棒ぜん鬼女)。
* 名前は最初に鬼神に扮した鍜治川福松に由来すると言われる。
* 「ショーキー」天狗面。ささらを持つ。
* 最初に扮した便利屋の庄吉から名前を取ったという説と、鍾馗に由来するという説がある。

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takuji

こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

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