タンパク質が豊富

鶏胸肉の栄養にはタンパク質が豊富に含まれています。とくに、皮なしであれば低カロリーで高タンパクと言われる、ささ身に匹敵する量です。
タンパク質は身体のあらゆる組織を作るのに欠かせない栄養、健康な筋肉や臓器、肌や髪、爪も作っています。他にも、免疫力を高める効果、ホルモンや酵素の合成にも関わります。
アミノ酸も良質で体内では合成できない必須アミノ酸も含みます。肌荒れや髪のパサつきが気になる、痩せようと食事制限をしている方には、積極的に摂ってほしい食材です。
カロリーが気になる方は皮なしが良いでしょう。皮はタンパク質やアミノ酸をほとんど含まないので、少しでも多くの量を摂るには、皮なしの鶏胸肉がヘルシーでおすすめです。

注目の成分、イミダゾールペプチドが含まれている

鶏胸肉の栄養で注目されているのが、イミダゾールジペプチド(イミダペプチド)です。
イミダゾールジペプチドはアミノ酸が結合した成分で、鶏の羽を動かす胸の部分に多く含まれています。疲労回復に効果があると注目され、鳥が飛び続けられるのもこの成分によるものと言われています。
抗酸化作用で活性酸素によって引き起こされる疲労を軽減する効果、さらに持久力のアップにも有効です。
イミダゾールジペプチドは、鶏胸肉の他にマグロやカツオも含みます。生物の疲れやすい部分に存在し、人は脳に多いそうです。

美肌にも

鶏胸肉の栄養にはビタミンB群が多く、特にナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸が肉類の上位を占めています。
ナイアシンやパントテン酸の効果では肌トラブルを予防する、皮膚や粘膜を保護する作用があります。
ビタミンB6は口内炎の予防効果があるほか、タンパク質の代謝にも関わるので、タンパク質が多い食品を摂るほど必要になる栄養です。
ビタミンB群はこのように、肌荒れやニキビといった肌トラブルの予防や改善に効果的です。美肌を作るの必要なビタミンAや脂質も含むうえに、ビタミンB郡がタンパク質の吸収を良くするので、鶏胸肉は美肌効果に優れています。

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