せっかく痩せるために運動をするなら、一番効果のある方法でやりたいものですね。

ダイエットに必要な運動方法やストレッチ方法も、もちろん大事。ですが、実は、運動する時間帯も大事な事を知っていましたか?

ダイエット運動に時間帯が大事な理由とは?

「運動する」という事は体のエネルギーを使うという事。通常、血液中のブドウ糖を消費して20分以上運動を続けると脂肪の燃焼が始まり、エネルギーが消費されます。

(※実際には20分前でも脂肪の燃焼は緩やかにされてるようですが。)

この活動をサポートしてるのが自立神経の交換神経です。自立神経は交換神経と副交感神経から成り立ちそれぞれの役割が違います。

交感神経:興奮状態、ストレス状態の時に活動。
副交感神経:リラックス状態の時に活動。
交感神経が働く事によって、血液の流れが活発になり「すぐに体を動かせる状態」へとなります。つまり、運動するのに適してる状態ですね。

逆に副交感神経は夜になると優位に働き、体を休息方向へと導きます。このタイミングでは血液の流れも緩やか。

だから、夜に運動してしまうと血液の流れも緩やかだからあまり脂肪も燃焼されないのでは?…と思いがちですが、基本的に夜であっても、運動し始めると副交感神経から交感神経が優位に切り替わり、「運動に的した状態」に切り替わってくれます。

しかし、ここで別の問題が。。。

夜に激しい運動等をしてしまうと、交感神経が優位になりすぎて、なかなか寝付けなかったり眠りを浅くしてしまう原因となってしまいます。

睡眠の時間や質とダイエットは、とても密接な関係があり、良質な睡眠なくしてダイエットはあり得ません。

参考:ダイエットで不眠症に?睡眠とダイエットの関係と効果

どの時間帯で運動をしても交感神経は働いてくれますが、交感神経が休んでるタイミングで無理にやるよりは、もともと交感神経が優位に働いている時間帯に運動した方がダイエットを失敗しないためにも良いという事です。

ダイエット運動をするのにおすすめな時間は?

ダイエット運動をするのに適しているのは、交感神経が働いている時間。 この時間帯としてよく言われるのが午前中の時間帯です。

眠りから覚めて、体が動こうとしてるタイミングですね。「午前中には まとめて運動はできない」という人も多いはずですが「途切れ途切れな運動」でもダイエットにちゃんと効果があります。

そこで、おすすめの時間帯と、そのタイミングに合った運動方法をまとめてみました。

朝のダイエット運動
一番、運動に適した時間帯。起きてすぐは血糖値が低い状態なので、適度に糖質や水分を補給してから運動するのがおすすめ。
(※但し激しい運動はNG)

朝起きてベッドの上で背伸び程度のストレッチ運動をするだけでも、交感神経のスイッチが入り「脂肪を燃焼しやすい体」となるようです。

朝にまとめて時間が取れないなら…例えば通勤・通学の人なら駅やバス停を一つ手前で降りて歩いたり、エスカレータを使わず階段を使う。保育園に子供を送る時には、電動自転車のアシストを切って子供を乗せながら自力で漕ぐ等の運動方法もあります。

関連するまとめ

運動前の食事で効果的に脂肪を燃焼させる方法

運動前後の食事内容やその食べる順番で脂肪燃焼の効果は変化します。 そこで食事で効果的に脂肪を燃焼させる方法を…

蕎麦ダイエットをしてみよう

沢山の効果がある蕎麦で無理なく低炭水化物ダイエットをしてみませんか

ついつい食べ過ぎてしまう?ダイエット中でもokなおつまみとは。

美味しくお酒が飲めるこの季節。 ダイエット中だけど意外と多い飲みのお誘い。 だからと言ってお誘いを断るのも……

関連するキーワード