浦和市立高校 さわやか旋風

1988年の70回大会で、県大会ノーシード、チームの目標は県ベスト8、県内でもあまり注目されてないごく普通の公立校が、奇跡の甲子園出場を果たしました。
それが埼玉県代表の浦和市立高校(現市立浦和)でした。
浦和市立は県大会のチーム打率2割5分4厘、平均身長171センチはともに甲子園出場49校中最低で、もちろん甲子園の大会前は全く注目もされてないチームでした。ところが1回戦から準々決勝まで初戦の佐賀商、2回戦の常総学院、3回戦の宇都宮学園(延長10回)準々決勝の宇部商と、甲子園ではおなじみの強豪校を次々破りあれよあれよとベスト4進出。準決勝では優勝校の広島商に敗れたものの2-4で善戦。あまりの奇跡的な勝ち上がりぶりと、終始笑顔で野球をする浦和市立の選手たちに「さわやか旋風」と称されました。
選手たちには無欲に勝ち進み、雑誌のインタビューでも
「僕らがこんな場所(全国の準決勝)に居ること自体がおかしいんです」
「ここまで来れたのは宇宙の何かがおかしくなっていたんでしょう」
「負けてホッとしました。このまま勝ち続けたら一生分の運をここで全部使い切ってしまうんじゃないかと思って正直怖かったです」
など、まさに選手たちに本人も信じられない快進撃をしたのでした。

佐賀北高校 がばい旋風

2007年の第89回大会にて、公立校が奇跡的な勝ち上がり方をして初優勝を遂げました。
それが佐賀県代表の佐賀北高校でした。2回目の甲子園出場。
佐賀北は甲子園初勝利を目指していた高校で、勿論優勝候補とは無縁で注目は全くされてませんでした。
まず開幕戦となった初戦で福井商を破り、目標だった甲子園1勝を果たすと、続く2回戦の宇治山田商戦では延長15回引き分けの激戦を演じ、再試合では9-1で勝利、3回戦前橋商にも勝利し、準々決勝まで駒を進めました。
そして、準々決勝は優勝候補の帝京と対戦。圧倒的帝京有利に前評判を覆す延長13回、4x-3でサヨナラ勝ち。
続く準決勝の大垣日大も下し、いよいよ決勝進出を果たす事となりました。
決勝戦の相手は広島県代表・広陵高校と対戦。8回まで0-4とビハインドを許し、完全に広陵ペースで試合を進めました。
しかし、8回裏、佐賀北はこれまで完全に抑えられていた広陵のエース野村祐輔を攻め、満塁にし、押し出しの四球で1店返すと、次のバッター4番副島浩史がレフトスタンドへ逆転満塁ホームランを放ち、優勝を決めました。
この佐賀北の快挙に、佐賀を舞台にした小説「佐賀のがばいばぁちゃん」になぞって「がばい旋風」と呼ばれていました。

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