男性と女性。
性別が違えば、生活スタイルや色々と違いがありますよね。
そうなると当然ではありますが、男性と女性では不足しがちな栄養素も変わってきます。
今回は女性が不足しがちな栄養素にスポットを当てたいと思います。

鉄分

まずは女性が不足しがちな栄養素として代表的でもある鉄分ですね。
女性は生理、妊娠、出産、授乳などを経験しますので、男性に比べて鉄分が不足しがちです。

鉄欠乏性貧血と診断されていないだけで貧血症状をもつ女性が多いのが現状です。
貧血だけでなく、冷えやむくみ、疲労感、さらには白髪の原因にもなるのが鉄分不足から起きる現象ですね。

鉄分は魚介類や海藻類などに多く含まれます。
またレバーや卵黄、にんにく、ごまなどにも多く含まれます。
鉄分は植物性食品に含まれる非ヘム鉄で2~5%、動物性食品に含まれるヘム鉄で15~20%と吸収率に大きな差があるので、動物性食品の魚介類やレバーは鉄分補給に適していますね。

葉酸

葉酸と聞くと、妊婦さんが摂取するイメージの方も多いと思います。
しかしこの葉酸は、妊婦でない女性も積極的に摂取したい栄養素なのです。

注目すべきはその効果。
赤血球の形成を助けるため貧血防止にもなりますし、美肌効果と便秘解消にも効果があるのです。

食品含まれる葉酸を天然葉酸ち言われます。
天然葉酸は水に溶けやすく、加熱に弱いため、調理によって成分が失われてしまうことがあります。
そのため、葉酸が含まれている食べ物を食べるときは、調理法を工夫して、できるだけ多くの栄養素を摂取できるようにしましょう。

納豆は葉酸が含まれる食品であり、鉄分・カルシウムも入っており、手に入りやすくお手軽なのでオススメですね。


カルシウム

歯や骨の元となるカルシウムですが、女性は男性に比べるとホルモンに関係で不足しがちになるのです。

女性は閉経後にエストロゲンの分泌が減少します。
そのため骨に貯蔵してあるカルシウムが不足し、骨粗しょう症などの病気になりやすくなってしまうのです。
将来のためにも今からしっかりと摂取しておきたいものです。

カルシウムは牛乳やチーズなど乳製品全般に多く含まれていますね。
また、煮干しや干しえびなどの干物、乾物類、わかさぎなどの骨まで食べれる魚、藻類や緑黄色野菜、ゴマなどに多く含まれます。

まとめ

女性が不足しがちな栄養素を3つ紹介してみました。
その他にも、食物繊維も不足しがちな栄養素ですね。
食事を作る時・食べる時に少し意識してみてはいかかでしょうか。

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