根昆布とは

根昆布と昆布は同じ物です。
羅臼・日高・利尻など様々な品種の昆布の付け根で、〇〇根昆布とかで表記される事が多いです。
昆布は海藻の仲間で藻類は胞子で増えて根・茎・葉の区別が無く、昆布の一部が岩に固着する為に変化した堅い部分が根昆布と言われています。
根昆布は昆布が生長する起点になる部分で、成長する為に必要な栄養分を集中させているので昆布より栄養価は高いです。
昆布の主な栄養は、アルギン酸やヨード,フコイダン,カルシウム等。
特に根昆布にはフコイダンが多く含まれていてヌメリが強いです。
根昆布はフコイダンの透明なヌメリが強い為、お料理(ダシを取る等)向きではないようです。

根昆布の効果

昆布などの海藻のヌメリは、アルギン酸とフコイダンという多糖類と、ごく微量のたんぱく質からできています。そして、いろいろのミネラルも含んでいます。
この多糖類は酸性で、水に溶けやすい性質を持った食物繊維です。
海藻はこのヌメリで自らの体を覆い、海水中の細菌の侵入を防いでいます。

このヌメリが体に入ってさまざまな活躍をします。このヌメリは、消化されにくい性質をもっているために、体を通過していくときにさまざまな物質を一緒につれて排泄してくれます。 このヌメリが私たちの体に入ってさまざまな活躍をしてくれるそうです。このヌメリは消化されにくい性質をもっているために、体を通過していくと きにさまざまな物質を一緒につれて排泄してくれるそうです。
アルギン酸が血液中のコレステロールを低下させて血圧を下げたり、動脈硬化を防ぐのはこの作用のためだそうです。
また、ミネラルと結合しやすい性質のため、有益なミネラルを運び、余分のナトリウムなど、取り過ぎると害になるミネラルと結びついて、それを体外に排出する作用もあります。
さらに、豊富に含まれているビタミンやミネラルが、動物性の脂肪やたんぱくを過剰に摂取している現代人の食生活に、栄養のバランスを整えてくれているそうです。

この根昆布はお料理で食べることはもちろんなのですが、水に浸して根昆布水を作って
それを例えば毎朝飲むなどするととても健康な体を手に入れられるようなので、ぜひ実践してみたいと思っています。

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