1、鯛とは

全長30~100cm程、体型は楕円形で強く側扁し、体高が大きいです。体色は赤いものが多いです。多くは本州中部以南の沿岸に分布されているみたいです。
マダイ・キダイ・チダイ・クロダイなどの種が存在するが、単に「鯛」と言い表した時はマダイを指す事が多い。です。
日本では縄文時代より食用とされており、貝塚からしばしば鯛の骨が発掘されています。魚身は淡白な味わいの白身で、刺身・焼き物・汁物など、どんな調理法でも美味ですよ。

マダイは姿が美しく味が良い事から、日本では魚類の王とされる(もっとも、海の魚を容易に食せなかった昔の京都の貴族階級の間では鯉が魚類の王として持て囃されていたらしいです。鯛が魚類の王と呼ばれるようになったのは海辺の江戸で文化が栄え、流通が発達した江戸時代の事である)。また、語呂が合う事から「めでたい」魚とされ、七福神の恵比寿の持ち物とされたり、冠婚葬祭等の祝い膳に出されますね。

2、栄養や効果は

有効成分としては、良質なタンパク質、多価不飽和脂肪酸(オメガ3系)、ビタミンA(レチノール)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12 、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛などを含みます。

鯛は良質のタンパク質を豊富に含み、脂質が少なめなのが特徴です。特に天然物は100gあたり5.8gと養殖物の10.8 gと比べると半分程度の脂質しかないのでカロリーも低めです。良質なタンパク質は、体力、筋力、免疫力を向上させ、代謝活動を促進する働きがあります。

多価不飽和脂肪酸のドコサヘキサエン酸(DHA)とエイコサペンタエン酸(EPA)の含有量は、青魚類に比べると落ちますが、鯛にもしっかりと含まれています。

落ちぶれてもそれなりの値打ちがあることの例えで「腐っても鯛」という慣用句があります。これは、むかし鯛は滅多に食べられない高級魚だったことからきていますが、栄養学的にも脂質が少ないので鮮度の低下が遅く、うま味成分のイノシン酸の分解速度も遅いので、味も長く保たれるという特徴を持っています。

3、おすすめ料理

魚の王様といわれるだけあり、焼く・蒸す・揚げる・鍋物・酢の物・刺身と、和洋中問わずどんな調理法でもおいしくいただけます。

中でも煮たり蒸したりする調理法は、栄養素の損失が少なくて済みます。ただし、焼きすぎたり調理後時間が経過すると、脂分が少ないためパサついたものになる場合があるので注意が必要です。

4、まとめ

いかがでしたでしょうか。

疲労回復、免疫力向上、体力向上、筋力向上、成長促進、動脈硬化の予防するなど様々な効果があると言われてます。

鯛は養殖ものもあるので、1年中手に入る魚です。しかし、旬は3~5月ですので、この時期の鯛は特に美味しいですよ。

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takuji

こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

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