日本ならではの祭り

みなさん誰もが一度は行ったことのあるお祭り。
夏に地元や田舎に帰ると、出店や花火、盆踊りなどでたくさんの人達が集まり、毎年恒例の行事のイメージが強いですね。
もともとのお祭りの意味は神仏・祖先をまつること。また、その儀式。特定の日を選んで、身を清め、供物をささげて祈願・感謝・慰霊などを行う。祭祀 (さいし) 。祭礼。俳諧では特に夏祭をさしたりします。

そしてお祭りの中でも、日本三大祭りと言われるお祭りを紹介したいと思います。

京都 祇園祭り

衹園祭は八坂神社の祭礼で、大阪の天神祭・東京の神田祭とともに、日本三大祭のひとつに挙げられており、その歴史の長いこと、またその豪華さ、祭事が1ヶ月にわたる大規模なものであることで広く知られています。
古くは、祇園御霊会(ごりょうえ)と呼ばれ、貞観11年(869)に京の都をはじめ日本各地に疫病が流行したとき、平安京の広大な庭園であった神泉苑に、当時の国の数66ヶ国にちなんで66本の鉾を立て、祇園の神を祀り、さらに神輿を送って、災厄の除去を祈ったことにはじまります。

大阪 天神祭

大阪天満宮が創祀されたのは平安時代後期の天暦3年(949)のことです。
一夜のうちに七本の松が生え、夜ごとに、その梢は金色に光り輝いたというのが創祀の由来です。
当代の村上天皇は、これを菅原道真公に縁りの奇端として当地に天満宮を造営され社領として周辺の七ヵ村を遣わされました。
その当時、都では落雷や疫病の流行などの天変地異が度重なり、人々はこれを配所で非業の死を遂げられた道真公の怨霊によるものと考え、その霊を鎮めるために「天満大自
在天神」としてお祀りしました。いわゆる「天神信仰」の成立です。

25日の本宮の夜は、大川(旧淀川)に多くの船が行き交う船渡御(ふなとぎょ)が行われ、奉納花火があがる。
大川に映る篝火や提灯灯り、花火などの華麗な姿より火と水の祭典とも呼ばれている。他に鉾流神事(ほこながししんじ)、陸渡御(りくとぎょ)などの神事が行われる。

東京 神田祭

「天下祭」として知られる神田祭は、元和年中までは船渡御であったと言われている。
また、延宝年中までは毎年斎行されていたが、山王祭(赤坂・日枝神社)と隔年で斎行することになり、以後今日までに2年に一度斎行されることが恒例となった。
江戸幕府の庇護を受け、江戸城内に祭礼行列が練りこみ、将軍・御台所の上覧があったことなどから、江戸の庶民たちからいつからか「天下祭」と称されるようになった。
また、江戸時代を通じて全国的に有名な祭のひとつとして「日本三大祭り」「江戸三大祭り」の中に数えられた。

最後に

上記の日本三大祭りの他にも各地に伝統的なお祭りがたくさんあると思います。場所によっては祭り離れで参加人数の減少もあるようです。
私もお祭りに行く機会が減ってしまっていますが、祭りによって伝統や交流を楽しめると思うので、今後参加していけたならと思っております。
みなさんも是非近いお祭りには顔をだ出してみてはいかがでしょうか。

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