北米4大スポーツの1つNBAのシーズンも残り約1ヶ月

西・東地区各8位までが出場出来るプレーオフ。
その争いも熱を帯びてきたこの時期は、1試合1試合が貴重な試合になっていくので、プレーオフの時期に続いてNBAが面白く感じる時期です。
専門家でもなければバスケット経験者でもなく、ただのNBA好きな人間なので、順位予想などは控えさせてもらい、NBAを知らない方々にも、残りシーズンの注目点を紹介していきたいと思います。

ウォーリアーズ大記録更新なるか!?

昨シーズンNBAを制したゴールデンステイトウォーリアーズ。
NBAに限らず、優勝した翌シーズンは、優勝した満足感からモチベーション低下などに陥ると言われたりします。現に長いNBAの歴史で連覇を達成したチームは6チームのみと、ウォーリアーズも優勝候補の1つではありましたが、連覇は難しいと個人的には思っていたのですが、10月28日(日本時間)の開幕戦の勝利から破竹の連勝街道を突っ走り、初めての負けが12月13日(日本時間)。この間の連勝数は驚異の24連勝。シーズン82試合ですので恐ろしい数字です。

その後もハイペースで勝利を重ねていくと、あの不滅と言われていたシーズン勝利数記録の更新への期待の声が高まります。
NBAのシーズン最多勝利記録は、72勝10敗の勝率87.8%。あのマイケルジョーダンがいたシカゴブルズが、1995ー1996シーズンに記録した数字です。
3月16日(日本時間)現在、ウォーリアーズは60勝6敗の勝率90.9%と僅かに上回るペースです。残りの16試合を3敗以内で終えれるかどうか非常に注目です。

スーパースターの引退

今シーズンを持って、ロサンゼルスレイカーズのコービーブライアントが引退されます。
NBAでは非常に珍しい高卒でのNBA入り(現在は高卒でのNBA入りは禁止。)現在37歳。現役生活20年に終止符を打ちます。
NBA制覇する事5回(3連覇・2連覇)。MVP1回・ファイナルMVP2回・オールスターMVP4回・得点王2回。その他数々のタイトルと記録を残し、海外スポーツでは珍しい入団したチームを移籍する事なく引退です。
ここ数年は怪我でシーズンを満足に過ごせていなかったので、シーズン前から今シーズンか来シーズンが最後かと言われていましたが、本当に引退となると感慨深くなります。
バスケットボールという競技が無くならない限り、永遠に語り継がれる選手です。
残り試合数は少ないですが、これだけの選手の引退です。日本の衛星放送でも試合が流れるかもしれません。少しでも多くの人に見てもらいたいです。

優勝の行方

最後に今シーズンの優勝の行方です。
普通であればシーズン最多勝利記録更新が視野に入っているウォーリアーズが優勝確実となりそうなのですが、忘れてはいけないのが、サンアントニオスパーズというチームの存在。
毎年高いレベルで安定して強いチーム。ここ20年ほどは本当に強いチームです。(1999・2003・2005・2007・2014に優勝)今シーズンも3月16日(日本時間)までの勝敗は、57勝10敗と高い勝率でシーズン戦っており、今シーズンは過去優勝したシーズンよりも強い感じはします。
このスパーズより高い勝率のウォーリアーズがいるというのが異常であり、そのウォーリアーズにピッタリとついているスパーズというチームがいるのも異常な状態といえます。

西地区3位のサンダーが46勝22敗。東地区1位のキャバリアーズが48勝19敗というの参考にしてもらえらば、この2チームが異次元というのをわかってくれると思います。
西地区の1・2位はこの2チームで確定です。シーズン成績が全てではないプレーオフですが、おそらくこの2チームが西地区のファイナルを戦うと思います。そしてこれが事実上のNBAファイナルになると思います。
1試合チーム平均得点がNBA全体1位。オフェンスのウォーリアーズ。
1試合チーム平均失点がNBA全体1位。ディフェンスのスパーズ。
最強の矛対最強の盾です。今から楽しみな対戦です。

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