みなさんはインピンジメント症候群という言葉をご存知でしょうか?
スポーツでの起きやすい肩の痛みですね。いろんなスポーツで起きやすいインピンジメント症候群とはどんなケガなのでしょうか。
今回はそんなインピンジメント症候群について少しですが紹介したいと思います。

インピンジメント症候群

インピンジメント(衝突)症候群は肩の痛みのもっとも一般的な原因です。また、スイマーでよく見られることから水泳肩と呼ばれることもあります。他にも肩を酷使するアスリート(野球やソフトボール)でも一般的なケガです。

ローテーターカフ(インナーマッスル)は複数の筋肉/腱の集まりで上腕骨と肩を繋げています。ローテーターカフには棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋が含まれ、これらの筋肉は、腕を上げる・旋回させることを補助します。ローテーターカフは肩峰の下を通っており、このローテーターカフが肩峰に対して引っかかる状態や擦れている状態をインピンジメントと呼びます。

症状

腕を頭より高く上げたり、後ろに上げる際に肩に急な痛みが発生します。

◯ 軽度の痛みがコンスタントに残る。

◯ 肩の前方から横にかけて痛みがでる。

◯ 夜中に痛みが悪化する。

◯ 肩/腕に力がはいらない。

治療法

投球動作など痛みを感じる動作を避けることが治療の基本ですが、外来では温熱療法やヒアルロン酸や副腎皮質ステロイド薬の局所注射が行われます。
難治例には、関節鏡視下に炎症を来した滑液包を掃除し、肩峰の前下面を切除したり、烏口肩峰靱帯を切離したりすることもあります。

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