北米4大スポーツのアメフト・バスケットボール・アイスホッケー・野球で野球以外の協議の監督の事をヘッドコーチと呼ばれます。
しかし、野球の監督はアメリカではマネージャーと呼ばれます。

日本のスポーツにおけるマネージャーの意味合いを考えると、監督がマネージャーというのに違和感を感じますが、なぜ野球の監督をアメリカではマネージャーと呼ばれるのでしょうか。

監督はフィールドマネージャー

メジャーでは、ゼネラルマネージャー が球団経営における多くの権限を有し、球団の顔としての役割も持つ。

これに対して監督はフィールドマネージャーと呼ばれます。
GMの決めた方針に沿ってチームを運営し、試合における選手起用や勝敗に責任を負う役割となっており、現場での最高責任者というポジションとなり、フィールドマネージャーという名を与えられています。

他の協議に比べて作戦が少ないから説

これは定かではなく一説とされているのが、他の4大スポーツと比べて、試合で采配を振るう場面が少ないからとも言われています。

アメフトはワンプレーワンプレー、監督からの作戦プランが飛び交うなど言われており、その作戦ブックは凄い分厚いともいわれています。
バスケにおいても、コートサイドで監督が常に指示を送っている印象です。

それらに比べると確かに野球は監督の采配でどうこうなる場面が少ないような気がしますね。

監督の仕事はマネージメントか

采配を振るう場面が少ないとなると監督の仕事は何が重要視されるのか。
よく例えられるのは、選手へのマネージメントとも言われています。

選手の状態を把握し、選手とのコミュニケーションを密接にして、その試合その試合でのベストの布陣で挑む。
選手を送り出したら、そこからは選手がメインとして試合が進む。
選手交代においても、交代する選手がベストな状態で試合に入れるように、心身共に準備させておく。

そういった仕事がメインとなると、突拍子もなくいきなり選手交代を行って、準備が出来ていない選手を送り出すようなことは、マネージャーとしての仕事が出来ていないかもしれませんね。

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