シーズン1ヶ月半を過ぎたメジャーリーグですが、今シーズンはリーグ全体で打撃面が低調傾向にあります。
その流れに合わせるかのように悩めるスラッガー達も存在しています。

マーカス・セミエン(テキサス・レンジャーズ)

昨シーズントロント・ブルージェイズでMVP級の活躍をしたセミエン。
2塁手として、史上最多の45本のホームランを放ち、大谷選手と終盤までホームラン争いをしたので、覚えている人も多いのではないでしょうか。

この活躍もあり、オフにレンジャーズと7年1億7500万ドルの超大型契約をゲットしました。
大型契約の1年目ですが、これまで大きなスランプに陥っています。

5月23日現在で打率.182となっており、昨シーズン45本も打ったホームランは未だに0本となっています。
ゴロとポップフライが多く、打球初速はメジャー下位8%と、アウトになりやすい打球ばかりとなっているようです。

7年契約の1年目の初っ端からこの成績は、レンジャーズも不安になっていそうですね。

出典:YouTube

マックス・マンシー(ロサンゼルス・ドジャーズ)

昨シーズンキャリアハイの36本のホームラン
OPSも.895を記録してMVP投票10位と、キャリアハイとも呼べる成績を残しましたが、今シーズンスロースターターと低迷しています。

5月23日現在で、打率は0.157でホームランも3本となっています。
得意の速球系の打率も.127と上がってこず、セミエンやスランプに打者と同じく強い打球を打てておらず、打球関連指標が上がっていません。
選球眼を相変わらずよく、39試合で31四球選んでおり、出塁面ではチームに貢献できています。

ドジャーズの戦力からしてマンシーの不振がチームに大きな影響は与えてないですが、優勝を目指すうえでは、マンシーの復活は欠かせないでしょう。

出典:YouTube

まとめ

この他にもスランプに悩める打者が多く、近年の投手の技術革新など打者の今の環境の厳しさがわかります。
これから夏場に向かってどれだけの打者が不振から脱却することが出来るでしょうか。

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中山葵

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