「茶殻」は、お茶を煎じた後に急須に残っている茶葉のことで、緑茶をはじめとするお茶には、様々な健康効果の高い成分が含まれているため、健康法としてお茶を飲まれている方は多いともいますが、実はお茶だけでなく茶殻にも栄養素が残っているんです。

お茶の種類にもよりますが、茶葉の効能として有名な緑茶の茶カテキンは、消炎作用の他、LDLコレステロール値や血糖値を下げる働きなどがあります。他にも、虫歯予防に役立つフッ素、殺菌力で風邪予防に効果的なタンニン、消臭効果のある緑茶ポリフェノール、ビタミンEなどが主な成分として挙げられますが、その効能を活かした再利用商品や再利用法がいろいろあるんです。

食材にリサイクル

お茶の栄養は茶殻にも残っているので、単純に食材としてリサイクルすることが多いですね。
炒って乾燥した茶殻にごまや塩をよく混ぜれば、「ふりかけ」にしたり、茶殻に醤油・鰹節(お好みで梅干しも入れて)を和えた「和え物」、醤油・砂糖・みりん・すりごまなどを鍋で煮詰めて汁気を飛ばせば「佃煮」が出来たり、茶殻を油で揚げて「天ぷら」なんてリサイクル法もあるみたいです。

ちなみに「お茶の葉の天ぷら」は、静岡などの名産地では比較的ポピュラーなメニューらしいです。
また、乾燥させた茶殻をホットケーキやクッキーに混ぜ込むだけで、お茶風味の「お菓子」を作ることなんかも出来るんです。

脱臭に効果あり!

お茶は味だけでなく芳香も豊かなため、匂い袋やアロマとして再利用することができます。乾燥させた茶殻をネットなどに包んで枕元に入れると、寝返りを打つ度に、ほのかにお茶の香りがして癒やされるそうです。疲れている人にはオススメみたいですね。

また茶殻をガーゼやネットなどに包んでお風呂に入れることで、入浴剤として活用することができたり、茶殻の消臭効果を活かし、古くから脱臭剤としても活用されてきたようです。

まとめ

使った後はパッと捨てちゃうのが当たり前の『茶殻』ですが、意外にもリサイクル価値ありですね。
一度試してみてはいかかでしょうか。

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