ジャネーの法則とは

「年をとるほど時間が経つのが早く感じられる」という現象を数式化したものです。19世紀の心理学者ジャネーの考えた仮説ですが、みんな感じていることなので、けっこう受け入れられています。私は、正直名前は知りませんでしたが、体感はしていました。ことわざでは「光陰矢の如し」といわれ、月日の経つ早さを、矢の飛んでいく速さにたとえられていますが、ジャネーの法則によると、時間の過ぎる速さは、年齢に比例して加速するそうです。5歳の子供と50歳の大人で比較してみましょう。5歳の子供にとっての1年はそれまでの人生の20%であるのに対し、50歳の大人にとっての1年はそれまでの人生のたった2%です。人生における1年という単位が占める割合が減っていくので、短く感じるというわけです。この法則は科学的な根拠があるわけではないのですが、なんとなく納得できる人も多いのではないでしょうか。5歳にとっての1年と50歳にとっての10年が同じ比重だと思うと愕然としますね。

時間を長く感じる為の対策

「新しい経験」は新鮮な気持ちで体感することができるため、時間を長く感じることができます。

例えば、
1.旅行で行きの移動は長く感じるのに、帰りは短く感じる
2. 仕事で初回の打ち合わせは長く感じるのに、回を重ねる度に短く感じる

上記のように、新鮮に感じるか、感じないかという事ですね。
子供の頃は、何をするにしてもやったことのない事が多いので、新鮮に感じる事が沢山ありますが、大人になると大概の事は経験しているので新鮮味がありませんよね。よって、大人になってから時間の経過を遅くするためには、「新しい経験の数を増やす」ことが一つの解決策です。

大人に人気の趣味

①読書
読書は自分の知らなかった情報、価値観を与えてくれる趣味として、人気です。もはや趣味とは呼べず、生活の一部になっている方も多いかもしれません。本は大人にとっての教科書のように知らなかったことを教えてくれます。本を買うとお金がかかってしまうので、図書館に行って無料で本を読むのもいいでしょう。時間を有効的に使えて自分の知識の幅が広がる読書は、趣味としてとても有益なものになります。もしどの本を読めばいいか迷った時は、あなたの生活や仕事に必要な知識をつけれそうな本から読み始めてみるのがおすすめです。漠然と本を探すよりも、何かしらテーマを決めた方が見つけやすいそうです。

② カメラ
一眼レフカメラを持参して、街中や旅行先の風景、自然の中で生きる生物などを写真に撮る趣味はとても人気が高いそうです。カメラの値段が高いことから大人でなければできない趣味ですが、それだけの資金をかけて本格的に取り組む人が多い熱中できる趣味でもあります。撮った写真はフリー素材サイトに提供できたり、写真のコンテストに提出したりなど多くの人に見てもらうチャンスがあり、達成感を得やすいことも人気の理由です。

③ ジョギング
運動着とスニーカーさえあればできるジョギングは、元手がほとんどかからず簡単に始められますね。お金をかけず、それでいて30分ほどでも走れば汗をかいて十分な運動になります。運動不足解消やダイエットにもつながる健康的な趣味としてジョギングは多くの人がやられていますね。

上記以外にも沢山ありますが、だいたい25%くらいの方は無趣味だというデータを見た事があります。そんな方はお金がかかるか、かからないかなどから選んでも良いかもしれませんね。新鮮な事を取り入れて一年を長く感じたいと私は思いました。

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