チョコレートって

チョコレートの材料となるのは「カカオ豆」と呼ばれる、
カカオの樹になる果物の中にある種子です。
そのカカオ豆を発酵させてチョコレートは作られるんだそうです。
チョコレートが発酵食品だったなんて、知りませんでした。
そのカカオ豆を発酵させる期間は約一週間ほどだそうですが、その過程でチョコレート特有の甘い香り成分とカカオポリフェノールが作られるんだそうです。
熱帯植物のカカオは、赤道の南北緯度20度以内の、
年間の平均気温が27度以上で安定する地域でしか栽培できません。
西アフリカや東南アジア、中南米で多く見られます。昔からこれらの地域では、カカオを薬代わりに使用していたことがあるほど、カカオにはたくさんの栄養素がバランスよく含まれています。
カカオに含まれている主な栄養素に次のような成分があります。
ミネラル、食物繊維、マグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛、カリウムなどです。

アンチエイジング

カカオポリフェノールには抗酸化作用の効果があり、アンチエイジングの大敵である活性酸素を除去する力があるそうです。カカオポリフェノールは抗酸化力の高いアンチエイジング成分なんです。
その効果は赤ワインの2倍、紅茶の45倍とも言われています。活性酸素は呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部が変質したもので、細胞を酸化させるので肌のくすみ、しわ、たるみ、乾燥などの原因となります。人間の体内にはもともと活性酸素を除去する抗酸化作用が備わっているのですが、それも20代後半をピークに衰え始めるそうです。
なので、活性酸素を除去するために、抗酸化作用のある食品を積極的に摂取したほうが良いみたいです。

肌の回復に

カカオポリフェノールには皮膚を修復する力があることが確認されたました。
他にも、肌の炎症が回復する、肌の血行が促進される、キメが整う、皮膚が厚くなる、水力がアップするなど、こんなに良い効果が確認されています。紫外線を浴びると肌の老化や肌トラブルの大きな原因となります。紫外線を100%浴びないというのは一般的には無理な話なので、紫外線にさらされた肌を、チョコレートを摂取することで体の内側から紫外線ケアできます。

関連するまとめ

ビフィズス菌とは何ですか?

腸内にすみつく菌数は数兆個と言われており、私たちの体の健康にとても関係の深いものなのです。ビフィズス菌は、そ…

とうがらしでダイエット!?

とうがらしに含まれているカプサイシンが注目されています。

「チョコレート」にダイエット効果が謳われているのはなぜ?

甘いお菓子の代名詞「チョコレート」にダイエット効果がうたわれているのはなぜ?その秘密は「カカオ」にあるんです…

関連するキーワード