食中毒が怖い季節になってきました!

全国各地で雨模様が増え、梅雨らしくなってきましたが、こんな時に気をつけなければいけないのが「食中毒」です。そして、この時期の食中毒といえば、O157で有名な腸管出血性大腸菌やサルモネラ菌などの細菌が原因になることが多いようです。これらの細菌は人間の体内の温度くらいで増殖が活発となるため、気温や湿度が高くなる梅雨から夏にかけてのこの時期は注意しなくてはなりません。

食中毒の主な症状といえば、腹痛、下痢、嘔吐、発熱などですね。個人差もあるので、あまく見ず、疑いがあるようなら、病院に行って診察してもらいましょう。

食中毒対策のオススメ食材「梅」

そんな食中毒対策にオススメなのが「梅」です。食中毒予防で大事なことといえば、「細菌をつけない」「細菌を増やさない」「殺菌をやっつける」ことなので、防腐・殺菌効果の高い「梅」は食中毒予防に適しているといえます。

ご家庭で「梅」というと、梅干しが一番身近だと思われますが、お弁当のご飯の上にのせる梅干しはまさにこの効果を期待してのってるそうです。単純に見た目が日本の国旗っぽいと思いきや、ちゃんと意味があったんです。また「梅」には胃腸の調子を整える効果も期待できるので、寒暖差が激しく、体調を崩しがちなこの時期にはうってつけの食材なんです。

「梅」が豊富に含むクエン酸がカギ!

「梅」といえば、疲労回復効果が期待できるクエン酸を豊富に含んでいますが、このクエン酸が食中毒対策でも鍵となるようです。

人間の胃の中には、食べ物を消化するために胃酸がありますが、この胃酸が胃の中を酸性に保ち、酸性環境に弱い細菌を死滅させたり、外部からの侵入を防いでいます。ところが、食中毒を起こす大腸菌などは、ある程度の酸には強いそうです。このため、体調を崩して、胃酸の働気が弱まると、胃酸の抗菌作用も低下し、食中毒が起こりやすくなるそうです。

こんな時、クエン酸は、胃液の殺菌作用を増強する効果が期待できるので、体に入り込んだ食中毒の原因となる細菌が増殖するのを防ぐと言われています。

クエン酸は疲労回復効果が期待できるので、食中毒対策だけでなく、夏バテ対策としてもオススメです。この時期の食卓に是非、「梅」を取り入れてみませんか?

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