はじめに

2020年東京オリンピックでも注目の競技バスケットボールですね。
東京オリンピックからの種目の3×3のバスケットボールも行われます。
日本にとって身長差や体格などは海外に劣る部分もありますが、
日本人特有の細かい動きも注目したいですね。
しかし、バスケットボールはどの様にして生まれた知っていますか?
今回はバスケットボールについて紹介したいと思います。

歴史

バスケットボールは、アメリカのマサチューセッツ州スプリングフィールドにあるYMCAで訓練校の講師を務めていたカナダ人のジェームズ・ネイスミス博士によって1891年に考案されたと言われています。

冬の間マサチューセッツ州では、屋外でスポーツが出来ないため、室内で出来るスポーツが求められていました。

そこで、体育館の手すりなどに木製の桃を入れる籠を2個吊り下げて、敵味方の2チームが敵の籠にボールを投げ込んで得点を競い合うという、今のバスケットボールの原型が生まれました。

籠(バスケット)を使ったことから、バスケットボールと呼ばれるようになりました。

最初はサッカーボール?

バスケットボールが誕生した当時は、専用のボールがなく、サッカーボールを使用していました。

考案された当初は、ボールをパスで動かしてシュートするだけという、とても簡単なものだったため、パスやシュートをするのに野球やテニスのボールでは小さすぎ、バレーボールは、まだスポーツ自体が誕生していませんでした。

バスケットボールを考案したネイスミス博士は、球技の難しさは、ボールの大きさに反比例するという理論をもっていましたので、当時はサッカーボールのサイズがボールを投げたり受けたりするのに適したサイズだったと言えます。

しかし、サッカーボールは、もともと足で蹴るために作られたボールのため、手で扱うのには不向きでした。

1894年になってようやくアメリカの自転車製造会社が専用のボールを開発し、その後、どんどんボールは改良され、ゴム製や革製などの現在の形になってきました。

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