東地区ではまだセミファイナルを戦っているカードがありますが、西地区のセミファイナルは終了しました。

セミファイナルの2カードを振り返ってみます。

ウォリアーズ対ジャズ

昨シーズン71勝のシーズン最多記録更新。
今シーズンも67勝。リーグ1位の勝率を引っ提げて、プレーオフを迎えて1stラウンド4-0スイープで突破したウォリアーズと、シーズン5位ながらも、1stラウンドでは4位のクリッパーズを最後の7戦まで持っていき勝ち進んできたユタ・ジャズ。

セミファイナル始まる前からちょっと結果見えていた感もあるカードでしたが、予想通りのウォリアーズがセミファイナル突破です。
東のキャバリアーズ同様に、ウォリアーズもセミファイナルも4-0のスイープで、1stラウンド・セミファイナル共にスイープでの突破です。

昨シーズン苦戦強いられたプレーオフを、今年は順風満帆で勝ち進んでいます。今年はNBAを制した一昨年のようなプレーオフでの強さを見せつけてくれています

負けたジャズですが、全員バスケといった感じでシーズンを進めてきましたが、プレーオフで勝ち進むにはこのスタイルでは限界なんでしょうか。スーパースターに頼らないチームは日本人好みではありますが、やはり2年連続NBAファイナル進出した時のように、ジョン・ストックトンとカール・マローンのようなスーパースターが必要なのかもしれませんね。

スパーズ対ロケッツ

少し結果が見えていたウォリアーズ対ジャズと違い、どう転ぶかよめなかったこのカード。
高いディフェンス力のスパーズと、スリーポイント重視のスタイルの超攻撃型のロケッツのカード。

初戦からロードのロケッツが勝利するなど、もつれそうな展開。
第2戦はスパーズは勝利しますが、ポイントガードのトニーパーカ―が負傷退場。しかも今シーズン終了の大怪我で第3戦以降パーカー抜きのスパーズ。チームを長年支えてきたフランス人ポイントガードがいなくなり、一気にロケッツにいきそうでしたが、そうならないのが、常勝軍団スパーズでした。
しっかりとロケッツでのホームでの3戦に勝利し、ホームコートアドバンテージを取り戻すという、これぞスパーズという芯の強さをみせてくれましたが、第4戦は敗退するも第5戦はスパーズが勝利。
しかしこの第5戦で、チームのエースであり、今シーズンのMVP候補のカワイ・レナードまでもが怪我で途中退場。オーバータイムまでもつれましたが、なんとかホームで勝利しましたが、レナード第6戦は欠場との情報が流れ、6戦でのスパーズが、ポイントガードのトニーパーカ・MVP候補エースのカワイ・レナードが欠場。

さすがのスパーズも飛車角落ちでは、こちらもMVP候補のハーデンがいるロケッツには勝てないだろうと思いましたが、ロケッツホームの第6戦は大差で勝利をしてしまい、スパーズがセミファイナル突破となったシリーズでした。

カワイ・レナードが欠場となった時に、7戦までいくかとおもいましたが4-2スパーズでしたね。
6戦でのロケッツでのホームでの大差での勝利は、層の厚さに加えて、チーム力の高さというのを見せつけましたね。他のチームではこうはいかなかったでしょう。
そして古くから言われる、プレーオフではディフェンスが重要という事の証明となるようなシリーズでした。
常勝のスパーズですが、カンファレンスファイナル進出は、NBAを制した2014年以来の進出。
常勝のスパーズでも2014年以来のカンファレンスファイナルという事実が、プレーオフを勝ち抜くことの難しさを表していますね。

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