アンチエイジング

いくらの栄養には、アスタキサンチンがたっぷり含まれています。
カロテノイドの仲間であるアスタキサンチンは、ビタミンEの1000倍もの抗酸化作用を持っています。
そのため、アンチエイジングの効能に大きな期待でき、さらに、美白効果も見込まれている成分です。
アスタキサンチンには、メラニン色素の生成を抑制する働きがあり、その力はビタミンCよりも高いとされています。メラニン色素の生成を抑えることで、シミやシワなどの肌トラブルを防ぐことができるため、美白や美肌を維持する効能が期待できます。
アスタキサンチンは、いくらの特徴であるオレンジ色の色素成分で、カニやエビなどにも含まれています。

血液サラサラ

いくらに含まれるDHAは不飽和脂肪酸のひとつで、魚介類に多く含まれている栄養です。
DHAには血液中の悪玉コレステロールを低下させて、血液をサラサラに保つ効能があります。
血液がサラサラになると、血管年齢を若く保てるのはもちろん、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病を防ぐこともできます。
この他にも、記憶力の向上や視力を回復する効能などもある成分なので、年齢問わず積極的に摂りたい良質な脂質です。

中性脂肪を低下させてくれる

いくらは、EPAも多く含んでいることも特徴のひとつです。
EPAは、血液中の中性脂肪を減らす効能が期待できます。血液をサラサラにする効能のほか、アレルギー対策に有効であるとされています。
EPAはDHAと同時に摂取することでより効能や効果を高めることができます。また、DHAやEPAを豊富に含むイワシやさんまよりも、いくらには多く含まれています。
両者の栄養を摂取できるいくらは、生活習慣病を防ぐためにはピッタリの食品です。

実はプリン体が少ない⁉︎

いくらは痛風を引き起こすプリン体が多いとの誤解があります。
じつはいくらに含まれるプリン体の量は少なく、他の魚卵と比較しても低く、卵黄の1/2ほどの量しか含まれていません。
プリン体が多い食品とは「100g中:200mg以上」プリン体を含むもので、いくらは「100g:16mg」ほどと少ない含有量となります。
いくらは上記のように素晴らしい効果や効能がありますので、プリン体を気にせず食べましょう。ただし塩分が多いので食べ過ぎには注意です。

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