はじめに

言葉は聞いた事もあるイソフラボン。
このイソフラボンにはどんな効果があるのでしょうか?
男性よりは女性にもオススメという事です。
特に大豆などに多く含まれているイソフラボンですが、最近ではなかなか大豆などを摂取しなくなって日本人も多いのでは?
このイソフラボンの効果を知って明日からでも大豆類を摂取してみてはいかがでしょうか?

イソフラボン

イソフラボンとは、大豆や葛(くず)などマメ科の植物に多く含まれるポリフェノールの一種です。
ポリフェノールは、強い抗酸化力があることで知られており、生活習慣やストレスによって増えすぎた活性酸素を抑え、生活習慣病の予防や改善に役立つといわれている成分です。
ポリフェノールには、大豆などのマメ科植物に含まれるイソフラボンのほか、ブルーベリーやぶどうなどの青紫色の植物色素であるアントシアニン、緑茶や紅茶の苦み成分であるカテキンなどがあります。
また、イソフラボンにも様々な分類や種類があり、大豆に含まれるイソフラボンは「ダイゼイン」「ゲニステイン」と呼ばれています。
大豆や大豆食品中に含まれる大豆イソフラボンは、主に配糖体として存在しています。その中でも糖部分が分離したものはアグリコン型といい、伝統的な大豆発酵食品中に含まれます。

効果

女性は、年齢とともに卵巣の機能が衰え、エストロゲンの分泌が減少することによって、様々な不快症状が現れます。
主な症状として、顔のほてりやのぼせ、発汗、肩こり、頭痛などの身体的なものに加えて、イライラ、不安、憂鬱など、精神的な症状も見られます。
これらの症状は、更年期障害と呼ばれています。
また、年齢だけではなく、無理なダイエットやストレス、喫煙、睡眠不足などの生活習慣が原因でエストロゲンの分泌が減少し、更年期障害に似た症状が現れ、月経周期が乱れてしまいます。
このような症状が、不規則な生活習慣を送る女性の間で増加しているといわれています。
イソフラボンは、エストロゲンの分泌を促し、更年期障害の症状を改善する効果があります。

また、イソフラボンがもつ、エストロゲンの過不足を整える作用は、エストロゲンの過剰分泌が原因で引き起こされる乳ガンの予防につながると考えられます。
欧米に比べて大豆の消費量が多いアジア諸国の女性は、乳ガンの発症率が低いという調査結果も報告されており、この理由としてイソフラボンの摂取量が多いことが考えられています。

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