天気が悪いと気分も憂鬱になりますよね。傘を手に持てば動きづらくなるし、体が濡れてしまうのもイヤ……。

そんな雨の日に、体調まで悪くなってしまうということはありませんか?

一番多い体調不良は、頭痛。天気が悪いと頭が痛い……という話を聞いたことがあると思います。

天気はコントロールできませんが、症状を軽くする方法はあるんです!

頭痛の理由

そもそも、どうして頭痛と天気が関係あるのでしょうか。

それは、天気が崩れると気圧が低くなることによります。気圧が低くなった状態が、読んだとおり『低気圧』というわけです。

では、気圧とはなんでしょう。簡単に説明すれば、『地面にかかる、大気の圧力』のことです。

普段とても身近にあるのであまり意識することはありませんが、空気にも重さがあるのですね。

空気の重さが、天気により地面に、そしてその上で暮らす私たちにも影響してくるというわけです。
その広がった血管が脳の周囲にある神経を刺激してしまうのです。これにより頭痛が起こります。

低気圧による頭痛は女性にお多いらしい

頭痛といっても、いろいろな種類があります。

『片頭痛』の名前は知っていても、どんなものなの?説明してみて!と言われるとすぐには出てこないかもしれませんね。簡単に勉強してみましょう。

片頭痛とは、先ほど説明したように気圧の変化など脳の血管が広がることによって起こる頭痛を指します。

症状としては、頭がズキズキ……というのが一般的ですね。

そのほか、頭痛が起こることによって『吐き気がする』『光や音に過敏になる』などの症状が出ることもあります。
片頭痛は、女性に多い症状です。男性より約三倍も発症する人が多いというデータもあります。

この偏りは女性ホルモンによる影響が加わるためだと言われています。

もともと女性は片頭痛を起こしやすい体のため、天気が悪くなると頭痛を起こしてしまうというわけです。

対策はあるのか

このように、困った片頭痛。でも、抑える方法はきちんとあるのです。いくつかの方法をご紹介します。

頭痛薬や酔い止めを飲む
頭痛薬は文字どおり『頭痛を抑える薬』ですが、どうして酔い止めが効くのでしょうか。

それは、酔い止めが耳にある『リンパ液』の波を感じにくくする薬だからなのです。乗り物に乗り、リンパ液が乱れることにより起こる頭痛は、片頭痛と近いものがあります。

それによって、片頭痛にも効果をあらわすことがあるというわけです。

カフェインをとる
コーヒー、紅茶などの、カフェインを含んだものを飲んでみましょう。

カフェインには血管を収縮させる作用があるので、広がった血管に作用してくれるのです。

また、栄養ドリンクにもカフェインをとれるものがありますので、コーヒーなどが苦手な方にはこちらが良いかもしれませんね。

マグネシウムを含んだ食品を食べる
片頭痛に悩む人の三割近くが、マグネシウム不足だというデータがあります。そのため、マグネシウムを必要量とっていると片頭痛予防になるというわけです。

マグネシウムは、身近にある食品で簡単に摂取できます。具体的にはこのような食品がおすすめです。

アーモンドなど、ナッツ
魚介類
豆類
胚芽米や玄米のご飯
頭が痛いときには無理せずゆっくり休む
体調が悪いときには休息をとるのが一番。とはいえ、お仕事や家事などで忙しい女性にはなかなか難しいかもしれませんが……。

時間のあるお休みの日などにはおすすめの方法です。

前述したように。頭痛から光や音に過敏になってしまうケースがあります。それを遮断することで症状を緩和できるのです。
部屋を暗くして、静かに保ちましょう。その中でじっとして過ごすのが効果的です。

アイマスクや耳栓などを使うと、より刺激をシャットダウンしてくれるのでおすすめです。

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