今週土曜日は、阪神競馬場にて3歳牝馬クラシック桜花賞の前哨戦のチューリップ賞が開催されます。春の桜前線に真っ先に乗れるのはどの馬か?と期待が集まる注目のレースとなります。昨年の同レースは、オークスを制し、古馬となった今は牡馬を相手に奮闘中のソウルスターリング。2着には、先日の京都牝馬ステークスで圧巻の強さを見せつけたミスパンテール。3着には東京新聞杯でアドマイヤリードなどを打ち破ったリスグラシューなど、とにかくこのレースに勝つ馬は古馬になっても期待をしたくなるといったところです。ちなみに昨年のソウルスターリングは本線の桜花賞では3着と、伸びきらずに敗北した結果で終わりました。今年はどんなレースになるのでしょう。

ウインラナキラ
カレンシリエージョ
クリノフラッシュ
サヤカチャン
サラキア
シグナライズ
スカーレットカラー
ダンサール
マウレア
ラッキーライラック
リリーノーブル
レッドランディーニ

以上、12頭の出走予定馬です。

オルフェーヴル娘!ラッキーライラック

新種牡馬オルフェーヴル産駒として新馬、アルテミスステークス、阪神ジュベナイルフィリーズと、危なげなく3連勝をしているラッキーライラックもチューリップ賞に出走予定です。メンバー構成的には阪神ジュベナイルフィリーズの再現といったところで、力差的には一歩リードかな?というのが個人的な見解です。同じオルフェーヴル娘のロックディスタウンも強い。ただ舞台がマイルであれば現時点ではラッキーライラックに軍配を上げたくなるかなといったところでしょうか。強みとしては、ハイペースでもスローペースでも、しっかり末脚を活かせているところ。また脚質的にもオルフェーヴルの因子を引き継いでおり、先行から差しまで自由自在に展開が出来そうな感じです。あとは阪神ジュベナイルフィリーズ後から今日までの上積みぶんと、相手関係でどうマッチするのかを判断したいところです。今回の軸馬として考えています。

武豊騎手に乗り替えで!?マウレア

ここまで4戦2勝の2-0-1-1。ここまで全てが戸崎圭太騎手とコンビ組んで、3戦は差し、前走となったデイリー杯クイーンカップは先行策と工夫をそているものの、相手関係がイマイチ噛み合わず、届かなかったり伸びなかったりといったレースが続いています。そして今回もチューリップ賞のコンビは天才・武豊騎手。阪神ジュベナイルフィリーズでも3着と力差はなく、先日のデイリー杯クイーンカップで叩いた分、今回は絞れているはず。そこに武豊騎手投入というのは、休み明けのラッキーライラックとリリーノーブルを出し抜くのに十分な環境と言えるのかなと。また、仕掛け自体が遅く、後半特化型になりがちなチューリップ賞であれば、マウレアの末脚も炸裂する可能性を秘めているのかもしれません。リリーノーブルをマークしつつ、どこから仕掛けていくのかが鍵となりそうです。出来れば後ろ過ぎずに、しっかり前目から進出したいとこと。ここら辺でしっかり勝ち切って気持ちよく桜花賞に出走したいところでしょう。

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