春の使者と呼ばれる「ふきのとう」

冬が終わり雪解けが始まる頃に芽を出し始めることから「春の使者」と呼ばれ、独特の香りとほろ苦さが人気の「ふきのとう」。ちょうど冬から春先にかけた暖かくなる季節、2~3月に旬を迎えます。

キク科の植物である蕗(ふき)の蕾で、花が咲いた後には地下茎から伸びる葉(ふき)が出てきます。花が咲くと食用にはできないので、「ふきのとう」の収穫時期はほんのわずかな、早春に収穫される山菜の代表格です。

香りと苦みに「ふきのとう」の秘密が!

「ふきのとう」と言えば、独特の苦みや香りが人気ですが、この成分に新陳代謝を活発にする働きがあり、冬眠から目覚めた熊が最初に口にして身体を活発化させると言われるほどだそうです。

苦み成分はフキノール酸、ケンフェロール、アルカロイドなどのポリフェノール類で、フキノール酸は咳止めや花粉症予防に効果があるとされ、注目を集めています。また、香り成分であるフキノリドは、消化液の分泌が促進させることで消化を促進し、胃を丈夫にして腸のはたらきを整えると言われています。

抗酸化に、デトックス!「ふきのとう」には女性に嬉しい効果がいっぱい!

「ふきのとう」は蕗よりもミネラルやビタミンの含有量が多く、栄養たっぷりと言われています。特に、女性ホルモンの分泌に深くかかわるとされるビタミンEが豊富。ビタミンEには、強い抗酸化作用があるため、細胞の老化防止に作用し、アンチエイジングに効能があります。このため更年期障害や肌の衰えを予防する働きが期待できます。「止血のビタミン」とも呼ばれるビタミンKも豊富で、カルシウムが骨に沈着することを促し、丈夫な骨作りや骨粗鬆症の予防にも一役かっています。

また、塩分や老廃物を体外に排出するデトックス効果を期待できるカリウムも豊富に含まれるため、足や顔のむくみを軽減したり、高血圧などの生活習慣病予防に効果があるとされています。便秘予防に欠かせない食物繊維も豊富なので、女性にはうれしい栄養素が多く含まれている食材です。

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