日本時間2月9日。NBAの今シーズンのトレード期限が終了しました。
期限終了まで色々と動きがありましたが、3年連続NBAファイナルに進出しているクリーブランド・キャバリアーズが、ロスターの約半分を動かす大胆なトレードを決行しました。

期限終了日に3つのトレード成立!

トレード期限終了日、詳しく言えば残り3・4時間で3つのトレードを成立させたキャバリアーズ。
この3つのトレードで、チームから出たのこの選手達
●アイザイア・トーマス
●チャニング・フライ
●ジェイ・クラウダー
●デリック・ローズ
●イマン・シャンパート
●ドウェイン・ウェイド
この6名がチームを去りました。
フライとシャンパート以外の4名はオフに獲得した選手でしたが、1年も立たずトレードでチームを去ることになりました。

今回起きた3つのトレードをキャバリアーズ側にたって語りたいです。

キャバリアーズ・キングス・ジャズの三角トレード

トレード期限終了が近づくにあたりキャバリアーズも色々噂があり、なかでもポイントガードの選手の噂が多かったです。そこで名前の上がっていた、ジョージ・ヒルをキングスから獲得し、さらにジャズからシューティングガードのロドニーフットを獲得。
三角トレードの内容は以下の通り。
【キャブス】
シャンパート→キングス
2020年2ndラウンドピック→キングス
ジェイ・クラウダー→ジャズ
デリック・ローズ→ジャズ

【キングス】
ジョージ・ヒル→キャブス

【ジャズ】
ロドニー・フード→キャブス
ジョー・ジョンソン→キングス

キャバリアーズが放出したのは、シャンパートにクラウダー、ローズに2020年2巡目指名権。
シャンパートは、オフの時からトレード候補の選手。
クラウダーとローズはオフに獲得。オフにクラウダーを獲得した時はいいね!って思っていただけに、半年で放出。全ての試合を見てないのでわかりませんが、フィットしなかったのでしょうかね。

とりあえず希望していたヒルを獲得。ヒルはスターター。ロドニーフットもスターターで起用するかもしれませんね。

アイザイア・トーマスをレイカーズ

トレード期限終了日に1番インパクトのあったトレードはこのトレードでしょう。
【キャブス】
アイザイアトーマス、チャニングフライ、2018年ドラフト1位指名権
をレイカーズへ。
【レイカーズ】
ラリー・ナンスJr.、ジョーダンクラークソンをキャバリアーズへ。

このオフに、カイリー・アービングとの大型トレードでキャバリアーズ移籍したアイザイア・トーマス。
股関節のケガで復帰は、1月に入ってから。
セルテックス時代のような得点をとることはないと思っていましたが、ちょっとプレーが不安定でした。怪我の後なので仕方ない面もありましたが、これでトレード要因入りしてしまったかもしれませんね。

レイカーズから獲得した2名は、25歳のガードとファワード。
ラリー・ナンスJrのお父さんもNBA選手で、キャバリアーズでも活躍。背番号22は永久欠番になっています。
この2名が、キャバリアーズのローテーションにどう絡んでくるかですね。

ウェイドはドラフト2巡目指名権でヒートへ

ウェイドもこのオフに契約した選手。
マイアミ・ヒート時代に、レブロンと共に2連覇。
ヒート時代のコンビ再びとなりましたが、かなり縛りのあるプロテクト付き2020年ドラフト2順目(こういった条件の時はこの指名権使えませんよということ)の指名権とトレード。

このトレードの意味はよくわかりませんでした。
ウェイドが機能してないことはなかったです。戦力にもなっていたと思いますし、チームの和を乱すようなこともなかったとは思います。
意図が本当によくわからないトレードでした。

キャバリアーズの残りのシーズンはどうなる

6名放出4名獲得したこのトレード。
4年連続ファイナル。そして優勝を目指した今シーズン。
イースタン3位。貯金10個。と普通のチームなら悪くないですが、そこを目指すには足りない成績。
成績以上に、試合内容がわるく、特にディフェンス面。
リーグ全体みてもザルといれるぐらいの悪すぎでした。

ヘッドコーチ解任かとも言われましたが、シーズン中の解任はないという報道がありました。
トレードでテコ入れをしてきましたが、これほどのシャッフル。さらにポイントガード変えるトレードが吉とでるか凶とでるかですね。

今シーズンの結果・内容次第では、このオフにFAになるレブロン・ジェームスの動向にも影響を与えそうですね。

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